ウエスタン・カンファレンスのファイナルはゴールデンステイト・ウォリアーズがダラス・マーベリックスを4勝1敗で撃破。サンフランシスコの雄は、2019年以来3年ぶりにファイナルに進出する。
今回のポストシーズンでは、NBA3年目のガード、ジョーダン・プールがプレーオフ初出場とは思えない素晴らしいパフォーマンスを披露している。
デンバー・ナゲッツと対戦したファーストラウンドでは故障明けのステフィン・カリーに代わってスターターを任され、初戦でゲームハイの30得点。その後も29、27得点と続き、プレーオフデビューから3戦連続で25点以上をマークしたNBA史上16人目の選手に。ウォリアーズの選手としては、1960年のウィルト・チェンバレン以来の快挙だったという。
ベンチスタートに回ったメンフィス・グリズリーズとのカンファレンス準決勝以降も、得点(18.4)とアシスト(4.5)はいずれもチーム3位、フリースロー成功率91.7%は1位と貴重な戦力となっている。ルーキーイヤーから毎年Gリーグのサンタクルーズ・ウォリアーズに送られていたプールにとっては大躍進だ。
しかし、このGリーグでの経験こそが自分に自信をつけたと、プールはポッドキャストで語っている。
元フィラデルフィア・セブンティシクサーズのエバン・ターナー、そしてウォリアーズの先輩アンドレ・イグダーラがホストを務める番組『Point Forward』に招かれたプールは、ルーキーイヤーの19年12月、Gリーグ行きを告げられた時の思いを率直に語った。
「あの時は自分に(Gリーグに行く)必要があるとはまったく思っていなかった」
ミシガン大出身のプールは、2019年ドラフトの1巡目28位でウォリアーズから指名されてNBAにデビューしたが、1年目は57試合に出場も先発は14試合でパフォーマンスにも波があった。
「自分はうまくプレーできていると感じていた。ただ十分な機会が与えられていないだけだと……」
ルーキーイヤーにGリーグでプレーしたのは3試合のみだったが、翌年はさらに長い期間を同リーグで過ごすことになると、プールはようやく、「ここでよりスキルを身につけて、NBAに戻ってやる!」というモチベーションを見出したのだという。
「よし、行ってやる。でも最終的にはまた必ず(トップチームに)戻る。そして重要な局面を担う選手になる。今はそのための機会だ。だからとにかく、ここでは何がなんでも全試合に勝つ。接戦になったら、僕がシュートを打つ。自分が決定的なプレーをして、ほかのみんなを巻き込んでやる」(プール)
そのために彼がトライしたのが、試合中にカリーのルーティンを真似してみることだった。
今回のポストシーズンでは、NBA3年目のガード、ジョーダン・プールがプレーオフ初出場とは思えない素晴らしいパフォーマンスを披露している。
デンバー・ナゲッツと対戦したファーストラウンドでは故障明けのステフィン・カリーに代わってスターターを任され、初戦でゲームハイの30得点。その後も29、27得点と続き、プレーオフデビューから3戦連続で25点以上をマークしたNBA史上16人目の選手に。ウォリアーズの選手としては、1960年のウィルト・チェンバレン以来の快挙だったという。
ベンチスタートに回ったメンフィス・グリズリーズとのカンファレンス準決勝以降も、得点(18.4)とアシスト(4.5)はいずれもチーム3位、フリースロー成功率91.7%は1位と貴重な戦力となっている。ルーキーイヤーから毎年Gリーグのサンタクルーズ・ウォリアーズに送られていたプールにとっては大躍進だ。
しかし、このGリーグでの経験こそが自分に自信をつけたと、プールはポッドキャストで語っている。
元フィラデルフィア・セブンティシクサーズのエバン・ターナー、そしてウォリアーズの先輩アンドレ・イグダーラがホストを務める番組『Point Forward』に招かれたプールは、ルーキーイヤーの19年12月、Gリーグ行きを告げられた時の思いを率直に語った。
「あの時は自分に(Gリーグに行く)必要があるとはまったく思っていなかった」
ミシガン大出身のプールは、2019年ドラフトの1巡目28位でウォリアーズから指名されてNBAにデビューしたが、1年目は57試合に出場も先発は14試合でパフォーマンスにも波があった。
「自分はうまくプレーできていると感じていた。ただ十分な機会が与えられていないだけだと……」
ルーキーイヤーにGリーグでプレーしたのは3試合のみだったが、翌年はさらに長い期間を同リーグで過ごすことになると、プールはようやく、「ここでよりスキルを身につけて、NBAに戻ってやる!」というモチベーションを見出したのだという。
「よし、行ってやる。でも最終的にはまた必ず(トップチームに)戻る。そして重要な局面を担う選手になる。今はそのための機会だ。だからとにかく、ここでは何がなんでも全試合に勝つ。接戦になったら、僕がシュートを打つ。自分が決定的なプレーをして、ほかのみんなを巻き込んでやる」(プール)
そのために彼がトライしたのが、試合中にカリーのルーティンを真似してみることだった。
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