今季のマイアミ・ヒートはレギュラーシーズンで53勝29敗(勝率64.9%)の好成績を残し、レブロン・ジェームズ、ドゥエイン・ウェイド、クリス・ボッシュのスリーキングスで頂点に立った2012-13シーズン以来となるイースタン・カンファレンス首位の座をを手にした。
プレーオフでは1回戦でアトランタ・ホークスを4勝1敗、カンファレンス準決勝ではフィラデルフィア・セブンティシクサーズを4勝2敗で撃破と順調に勝ち進んだ。
NBAファイナル進出がかかったボストン・セルティックスとのカンファレンス決勝では2勝3敗と追い詰められるも、敵地での第6戦に勝利。ホームに戻った第7戦は、最大17点のビハインドを第4クォーター終盤に2点差まで詰めたものの、96-100で惜敗した。
あと一歩及ばなかったヒートだが、大黒柱のジミー・バトラー、万能ビッグマンのバム・アデバヨの2枚看板に加え、トロント・ラプターズから加入したカイル・ラウリー、シックスマン賞に選ばれたタイラー・ヒーローの活躍、さらにドラフト外入団のマックス・ストゥルース、ケイレブ・マーティン、ゲイブ・ヴィンセントの躍進もあり、充実したシーズンを過ごした。
ただ、元オールスターガードのラウリーは自身のパフォーマンスを悔やんでいる。
「僕がもっと高いレベルで、もう少し良いプレーができたら良かったが、できなかった。ここ(カンファレンス決勝)に戻って来られるチャンスがどれだけあるのか、誰にも分からない。正直、僕はシーズンを無駄にしてしまった」
さらにラウリーは「僕はチャンピオンシップに勝つためにプレーしている。それは楽しかった。僕はチームメイトに感謝しているし、この機会を得られたことに感謝している。だけどシーズンを無駄にしてしまった。チャンピオンシップに勝てなければ無駄なシーズンになってしまうんだ」と悔しさをにじませた。
ホークスとの1回戦で左ハムストリングを痛めたラウリーはプレーオフで8試合を欠場。ケガによる影響かレギュラーシーズンでは63試合で平均13.4点、4.5リバウンド、7.5アシスト、フィールドゴール成功率44.0%、3ポイント37.7%だったのが、ポストシーズンでは10試合で平均7.8点、3.6リバウンド、4.7アシスト、FG成功率29.1%、3ポイント24.1%と沈黙。セルティックスとのシリーズでは第4戦で3得点、第5戦で無得点に終わるなど不振にあえいだ。
ラウリーは現在36歳。ヒートとの契約は2024年まで残っているが、引退の時は着実に近づいている。残りのキャリアで、ラプターズ在籍時の19年以来となる2度目のチャンピオンリング獲得は叶うのか。
構成●ダンクシュート編集部
プレーオフでは1回戦でアトランタ・ホークスを4勝1敗、カンファレンス準決勝ではフィラデルフィア・セブンティシクサーズを4勝2敗で撃破と順調に勝ち進んだ。
NBAファイナル進出がかかったボストン・セルティックスとのカンファレンス決勝では2勝3敗と追い詰められるも、敵地での第6戦に勝利。ホームに戻った第7戦は、最大17点のビハインドを第4クォーター終盤に2点差まで詰めたものの、96-100で惜敗した。
あと一歩及ばなかったヒートだが、大黒柱のジミー・バトラー、万能ビッグマンのバム・アデバヨの2枚看板に加え、トロント・ラプターズから加入したカイル・ラウリー、シックスマン賞に選ばれたタイラー・ヒーローの活躍、さらにドラフト外入団のマックス・ストゥルース、ケイレブ・マーティン、ゲイブ・ヴィンセントの躍進もあり、充実したシーズンを過ごした。
ただ、元オールスターガードのラウリーは自身のパフォーマンスを悔やんでいる。
「僕がもっと高いレベルで、もう少し良いプレーができたら良かったが、できなかった。ここ(カンファレンス決勝)に戻って来られるチャンスがどれだけあるのか、誰にも分からない。正直、僕はシーズンを無駄にしてしまった」
さらにラウリーは「僕はチャンピオンシップに勝つためにプレーしている。それは楽しかった。僕はチームメイトに感謝しているし、この機会を得られたことに感謝している。だけどシーズンを無駄にしてしまった。チャンピオンシップに勝てなければ無駄なシーズンになってしまうんだ」と悔しさをにじませた。
ホークスとの1回戦で左ハムストリングを痛めたラウリーはプレーオフで8試合を欠場。ケガによる影響かレギュラーシーズンでは63試合で平均13.4点、4.5リバウンド、7.5アシスト、フィールドゴール成功率44.0%、3ポイント37.7%だったのが、ポストシーズンでは10試合で平均7.8点、3.6リバウンド、4.7アシスト、FG成功率29.1%、3ポイント24.1%と沈黙。セルティックスとのシリーズでは第4戦で3得点、第5戦で無得点に終わるなど不振にあえいだ。
ラウリーは現在36歳。ヒートとの契約は2024年まで残っているが、引退の時は着実に近づいている。残りのキャリアで、ラプターズ在籍時の19年以来となる2度目のチャンピオンリング獲得は叶うのか。
構成●ダンクシュート編集部
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