専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

セルティックスの屋台骨スマートがカリー対策を語る「彼は凄い選手。だから1人だけではダメなんだ」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.06.09

第3戦を制し、シリーズ2勝目をあげたセルティックス。スマートを中心とした堅守で終盤にウォリアーズを引き離した。(C)Getty Images

第3戦を制し、シリーズ2勝目をあげたセルティックス。スマートを中心とした堅守で終盤にウォリアーズを引き離した。(C)Getty Images

 現地時間6月8日(日本時間9日、日付は以下同)、ゴールデンステイト・ウォリアーズとボストン・セルティックスによるNBAファイナルはTDガーデンで第3戦が行なわれ、ホームのセルティックスが116-100で勝利。シリーズ戦績を2勝1敗とした。

 セルティックスはジェイレン・ブラウンが27得点、9リバウンド、5アシスト、ジェイソン・テイタムが26得点、6リバウンド、9アシスト、マーカス・スマートが24得点、7リバウンド、5アシストと、生え抜きの3本柱が躍動。

 さらにアル・ホーフォードが11得点、8リバウンド、6アシスト、グラント・ウィリアムズが10得点、5リバウンド、ロバート・ウィリアムズ三世が8得点、10リバウンド、3スティール、4ブロックの活躍を見せた。

 一方のウォリアーズは6本の3ポイントを沈めたステフィン・カリーが3戦連続ゲームハイとなる31得点、クレイ・トンプソンが5本の3ポイントを含む25得点、アンドリュー・ウィギンズが18得点、7リバウンド、2スティール、2ブロックをあげるも及ばず。
 
 試合はセルティックスがホームの大声援を受けてリードするなか、ウォリアーズが追いかける展開。インサイドを徹底的に突いたセルティックスはペイント内得点で52-26と大差をつけ、カリー、ウィギンズ、ドレイモンド・グリーンをファウルトラブルへと陥れた。

 この試合でウォリアーズが誇る“スプラッシュ・ブラザーズ”は計56得点とチームの半分以上の得点を稼ぎ出したものの、第4クォーターではディフェンスのギアを一段階上げたセルティックスの前に沈黙。守備の要であるスマートは、この試合の前日にカリーをガードすることについてこう口にしていた。

「彼は凄い選手。それは皆が同意してくれるよね? 彼がやっていることは驚異的で抜きん出ている。だから1人だけではダメなんだ。チームで努力して(抑えて)いかなきゃいけない。でももし自分がメインのディフェンダーなら、何をしてくるかをメンタル面、フィジカル面の両方で準備していく必要がある」
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号