今季、ゴールデンステイト・ウォリアーズはNBAファイナルでボストン・セルティックスを4勝2敗で下し、2015年以降の8年間で4度目(15、17、18、22)のリーグ王座に就いた。
これらの優勝には、ドラフトで指名したステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンという黄金デュオが揃っていた。彼らさえ健在なら、ウォリアーズの優勝の可能性が高いのは当然と考えるのは自然なことかもしれない。そのため、元NBA選手のJJ・レディックは、17、18年の優勝時にチームに在籍していたケビン・デュラント(現ブルックリン・ネッツ)は十分な貢献をしていなかったと語っている。
そんなレディックの意見に反論したのが、デュラントと3シーズン共闘したグリーンだ。32歳のフォワードはレディックのポッドキャスト番組『The Old Man &the Three』に出演し、「外部の奴らはケビンに十分な評価を与えてないと思う」と語った。
「周囲の人間は、『(デュラントは前年に)73勝をあげたチームに合流する。彼はすでに優勝しているチームに入団して…』というような見方だった。でも実際、ケビンが来なければ俺たちは優勝していなかったと思っている。君は『ああ、でもケビン抜きでも今季優勝しただろう』って言うかもしれないが、それは違うんだ。
俺たちはケビンがいなければ、(17、18年のファイナルで)キャブズに勝てなかっただろう。それに、当時のカリーが『好きな時にいつでも点を取ってやる』と考えていたとは思えない。彼には当時それができなかったと思う。まだ成長過程だったと思うんだ。
得点を取るためにボールを託すだけという場面が出てくるが、ケビンはすでにそれを託せるレベルにあった。ステフはまだだったと思う。(ケビンがいたから)この2年間を乗り越えることができたんだ。その優勝を経る間にステフは進化を続け、今ではチーム最強の男となった。今では望んだ時にいつでも得点を奪えるようになったのさ」
デュラントは17年のファイナルでは平均35.2点、8.2リバウンド、5.4アシスト、翌年は平均28.8点、10.8リバウンド、7.5アシストをあげたほか、勝負所での活躍も目立ち、2年連続でMVPを獲得している。
時に攻撃的な言葉も遠慮なくぶつけるなど、歯に衣着せぬ物言いがグリーンの魅力とも言える。だからこそ、デュラントを高く評価しているのは本心であるに違いない。
構成●ダンクシュート編集部
これらの優勝には、ドラフトで指名したステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンという黄金デュオが揃っていた。彼らさえ健在なら、ウォリアーズの優勝の可能性が高いのは当然と考えるのは自然なことかもしれない。そのため、元NBA選手のJJ・レディックは、17、18年の優勝時にチームに在籍していたケビン・デュラント(現ブルックリン・ネッツ)は十分な貢献をしていなかったと語っている。
そんなレディックの意見に反論したのが、デュラントと3シーズン共闘したグリーンだ。32歳のフォワードはレディックのポッドキャスト番組『The Old Man &the Three』に出演し、「外部の奴らはケビンに十分な評価を与えてないと思う」と語った。
「周囲の人間は、『(デュラントは前年に)73勝をあげたチームに合流する。彼はすでに優勝しているチームに入団して…』というような見方だった。でも実際、ケビンが来なければ俺たちは優勝していなかったと思っている。君は『ああ、でもケビン抜きでも今季優勝しただろう』って言うかもしれないが、それは違うんだ。
俺たちはケビンがいなければ、(17、18年のファイナルで)キャブズに勝てなかっただろう。それに、当時のカリーが『好きな時にいつでも点を取ってやる』と考えていたとは思えない。彼には当時それができなかったと思う。まだ成長過程だったと思うんだ。
得点を取るためにボールを託すだけという場面が出てくるが、ケビンはすでにそれを託せるレベルにあった。ステフはまだだったと思う。(ケビンがいたから)この2年間を乗り越えることができたんだ。その優勝を経る間にステフは進化を続け、今ではチーム最強の男となった。今では望んだ時にいつでも得点を奪えるようになったのさ」
デュラントは17年のファイナルでは平均35.2点、8.2リバウンド、5.4アシスト、翌年は平均28.8点、10.8リバウンド、7.5アシストをあげたほか、勝負所での活躍も目立ち、2年連続でMVPを獲得している。
時に攻撃的な言葉も遠慮なくぶつけるなど、歯に衣着せぬ物言いがグリーンの魅力とも言える。だからこそ、デュラントを高く評価しているのは本心であるに違いない。
構成●ダンクシュート編集部
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