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NBA

「彼ほどトロフィーにふさわしい人物はいない」ヤニスが4度目の優勝を飾ったカリーを祝福!自身の敗戦には「まだ少し心が痛い」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.07.04

4度目の優勝を成し遂げたカリー(右)に対し、アデトクンボ(左)は「彼以上にトロフィーにふさわしい人物はいない」と祝福した。(C)Getty Images

4度目の優勝を成し遂げたカリー(右)に対し、アデトクンボ(左)は「彼以上にトロフィーにふさわしい人物はいない」と祝福した。(C)Getty Images

 2020-21シーズンに球団史上50年ぶりのリーグ制覇を達成し、昨季は連覇が期待されたミルウォーキー・バックス。しかしヤニス・アデトクンボやクリス・ミドルトン、ドリュー・ホリデーら前年とほぼ同様のコアメンバーで臨んだが、イースタン・カンファレンス・セミファイナルでボストン・セルティックスに3勝4敗で敗れ、2年連続の頂点には届かなかった。

 彼らが志半ばで散った原因はどこにあったのか。それはやはりミドルトンの故障離脱に尽きるだろう。シカゴ・ブルズとのプレーオフ1回戦、ミドルトンは左ヒザを負傷。続くセルティックスとのシリーズに出場できず、頼れる第2スコアラーを失ったバックスは第7戦の末に敗れ去った。

 敗戦から約2か月、アデトクンボはジェイレン・ローズ(元インディアナ・ペイサーズほか)がホストを務めるポッドキャスト番組『Renaissance Man』に出演し、現在の胸中を告白。今でも心に若干の傷が残っているものの、すでに新たなチャンスを掴み取るべく前を向いているようだ。
 
「もしクリスがプレーしていれば、おそらく僕たちがそこ(ファイナル)にいたのだから、やっぱりまだ少し心が痛いよ。けれど結局のところ、それが人生だ。来年にはまた偉大になるチャンスがあるし、健康体を保てればそうなれるさ」

 またアデトクンボは、昨季リーグの頂点に輝いたゴールデンステイト・ウォリアーズを祝福。とりわけ、ファイナルMVPに輝いたステフィン・カリーを手放しで称賛した。

「彼らはハードワークし、逆境を乗り越えてプレーした。10年間ともに戦い、素晴らしい時間を過ごしてきたんだ。信じられないね。そしてステフィン・カリー、現在の世界中で彼以上にトロフィーにふさわしい人物はいないだろう。彼は全力でプレーした。僕も嬉しいよ」

 故障さえなければ、ウォリアーズとバックスは今季の優勝候補に挙げられるだろう。来年の6月、ともに万全の状態で頂点を懸けて戦う両軍の姿に期待したいところだ。

構成●ダンクシュート編集部

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