コビー・ブライアント(元レイカーズ)がこの世を去ってから約2年半。悲劇的な事故で夭折したレジェンドを、今なお多くのファンが敬愛し続けている。そして彼と近しい関係にあった者たちにとっては、数多の愛おしい想い出とともに今も存在を身近に感じているに違いない。
その1人が2004年から11年までチームメイトとして同じ時を過ごし、2009、10年にはともに優勝の喜びを分かち合ったラマー・オドムだ。このほど米のニュースメディア『TMZ』のインタビューに答えたオドムは、コビーが「しばしば夢の中に現われる」と明かしている。
「(彼は)いつも自分に話しかけているんだ。頑張れ、戦い続けろってね」
オドムは現役引退後ドラッグに溺れ、2015年には売春宿で意識不明となり救急搬送されるなど、苦しい時を過ごしていた。2020年1月にコビーが亡くなった際には、「もし自分が昏睡状態だった時に、神様から『君を連れて行く代わりに、コビーにもうひとつの命をあげよう』と言われていたらそうしたかった」とInstagramに綴っている。
現役時代は兄弟のような関係にあった2人。年齢・所属チームを問わず多くの後輩から慕われるコビーのこと、夢枕に立ってでも弟分を励まそうとしているのかもしれない。
なお、オドムは先述のような場面以外にも、シュートアラウンドや実際の試合での場面も夢で見るという。「彼の精神はとても強いんだ。自分には彼がそれほど遠い存在ではないように思える。誰かの夢を見ていて、その夢の中で自分に話しかけてきた人がいたら絶対に思い出すだろ?」とコメントしている。
「僕がLAに戻ってくるのが好きなのは、彼を感じられるからさ」
コビーとオドムは、今でも特別な絆で結ばれているのだ。
構成●ダンクシュート編集部
その1人が2004年から11年までチームメイトとして同じ時を過ごし、2009、10年にはともに優勝の喜びを分かち合ったラマー・オドムだ。このほど米のニュースメディア『TMZ』のインタビューに答えたオドムは、コビーが「しばしば夢の中に現われる」と明かしている。
「(彼は)いつも自分に話しかけているんだ。頑張れ、戦い続けろってね」
オドムは現役引退後ドラッグに溺れ、2015年には売春宿で意識不明となり救急搬送されるなど、苦しい時を過ごしていた。2020年1月にコビーが亡くなった際には、「もし自分が昏睡状態だった時に、神様から『君を連れて行く代わりに、コビーにもうひとつの命をあげよう』と言われていたらそうしたかった」とInstagramに綴っている。
現役時代は兄弟のような関係にあった2人。年齢・所属チームを問わず多くの後輩から慕われるコビーのこと、夢枕に立ってでも弟分を励まそうとしているのかもしれない。
なお、オドムは先述のような場面以外にも、シュートアラウンドや実際の試合での場面も夢で見るという。「彼の精神はとても強いんだ。自分には彼がそれほど遠い存在ではないように思える。誰かの夢を見ていて、その夢の中で自分に話しかけてきた人がいたら絶対に思い出すだろ?」とコメントしている。
「僕がLAに戻ってくるのが好きなのは、彼を感じられるからさ」
コビーとオドムは、今でも特別な絆で結ばれているのだ。
構成●ダンクシュート編集部
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