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「SNSやテレビを見てたらおかしくなるよ」セルティックスの“デュラント獲得報道”をテイタムがバッサリ「まるで真実のように話してる」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.08.06

過熱するデュラント獲得報道について、テイタムは「ただのアイデア」と否定した。(C)Getty Images

 現地時間8月4日(日本時間5日、日付は以下同)、ボストン・セルティックスのジェイソン・テイタムが地元セントルイス州の高校でバスケットボールキャンプを開催。その際に応じた『NBC Sports』の取材で「僕はいつだって自分のこと、それにチームメイトたちのことを信じている」と口にし、さらにこう続けた。

「実際、僕らはあと少しだった。(NBAファイナルの)第6戦まで辿り着いたんだ。優勝には届かなかったけどね。だからこそ、このオフシーズンはあそこまで舞い戻ること、あの難関を乗り越えることがすべてなんだ。そこでこのチームは2人の最高のピースを加えてくれた。彼らは僕らをさらにいいチームに、そして見事に補完してくれる気がしている」

 昨季のセルティックスはイースタン・カンファレンスを勝ち上がり、NBAファイナル進出を果たした。ゴールデンステイト・ウォリアーズとの頂上決戦には2勝4敗で敗れ、球団史上18度目の優勝こそ逃したものの、一時は2勝1敗でシリーズを優位に進めていただけに、3連敗でプレーオフを終えたことは悔しかったに違いない。
 
 それでも、テイタムが話したとおり、セルティックスはファイナルでローテーション入りした8選手を誰1人放出することなく、トレードでマルコム・ブログドン、FA(フリーエージェント)でダニーロ・ガリナーリを獲得し、着実に戦力をアップさせた。

 今季の予想スターターは、バックコートにマーカス・スマートとジェイレン・ブラウン、フロントコートはテイタム、アル・ホーフォード、ロバート・ウィリアムズ三世という昨季と同様の布陣。ベンチにはブログドン、デリック・ホワイト、ペイトン・プリチャード、グラント・ウィリアムズ、ガリナーリらが控えており、リーグ最高級の豪華戦力を有している。

 ただ、7月下旬には『ESPN』と『The Athletic』が、ブルックリン・ネッツのケビン・デュラント争奪戦にセルティックスが参戦していると報道。その交換要員にブラウンらが挙がっていると伝えており、トレード要員に挙がったブラウンやスマート、ホワイトは心中穏やかではないはずだ。
 
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セルティックスの周囲を賑わすトレード騒動について、テイタムの見解は……