バスケットボール女子日本代表の司令塔、町田瑠唯がプレーするWNBAは現地時間8月17日からプレーオフがスタート。
町田の所属するワシントン・ミスティックスは、第4シードのシアトル・ストームとの1回戦シリーズ初戦を83-86で惜敗。
後がない状態(ファーストラウンドは2勝先取)で迎えた本日の第2戦。ミスティックスは第1クォーターにストームのスー・バードに3本の3ポイントを決められ、17-27と10点のビハインドを背負う苦しい展開に。
しかし第2クォーター、ミスティックスは5本の3ポイントを決めるなど反撃を仕掛け、43-45と2点差まで点差を縮めて前半を折り返す。
後半早々、ミスティックスはアリエル・アトキンスの3ポイントで逆転に成功するも、バードやエースのブレアナ・スチュワートに得点を許して再びリードを奪ばれる。
再び10点差をつけられて迎えた第4クォーター、ミスティックスはナターシャ・クラウドとアトキンスが点を重ねていくが、ディフェンスでスチュワートを止めることができず、84―97で敗退。2連敗となり2022-23シーズンを終えた。
町田は第1クォーター終盤に3ポイントを決め、6分10秒の出場で3得点、1リバウンド、1アシストを記録した。
試合後、ミスティックスのマイク・ティボー・ヘッドコーチは今季の町田について「ルイはシーズンを通じて成長した」と評価。一方で今後の課題も言及した。
「彼女のWNBAでの未来はオフェンス面でいかに積極的にプレーできるかにかかってくる。彼女の粘り強いディフェンスとパス能力は素晴らしい。(ただ)このリーグで活躍を続けるためには得点力も必要。それが彼女の次のステップだ」
町田は昨年の東京五輪でアシスト王&大会ベスト5に輝き、今年2月にミスティックスと契約。萩原美樹子(1997~98:サクラメント・モナークス&フェニックス・マーキュリー)、大神雄子(2008:マーキュリー)、渡嘉敷来夢(15~17:ストーム)に次ぐ、史上4人目の日本人プレーヤーとして歴史に名を刻んだ。
レギュラーシーズンでは全36試合(先発2試合)に出場し、巧みなパスやしつこいディフェンスで存在感を発揮。平均12.9分のプレータイムで1.8点、1.1リバウンド、チーム2位の2.6アシスト。プレーオフでは2試合で平均2.5点、0.5リバウンド、0.5アシストという成績だった。
指揮官が語ったようにパスと守備ではWNBAで通用するところを見せた町田。『spotrac.com』によると、来季の契約は制限付きフリーエージェントとなっており、オフの動向に注目が集まる。
構成●ダンクシュート編集部
町田の所属するワシントン・ミスティックスは、第4シードのシアトル・ストームとの1回戦シリーズ初戦を83-86で惜敗。
後がない状態(ファーストラウンドは2勝先取)で迎えた本日の第2戦。ミスティックスは第1クォーターにストームのスー・バードに3本の3ポイントを決められ、17-27と10点のビハインドを背負う苦しい展開に。
しかし第2クォーター、ミスティックスは5本の3ポイントを決めるなど反撃を仕掛け、43-45と2点差まで点差を縮めて前半を折り返す。
後半早々、ミスティックスはアリエル・アトキンスの3ポイントで逆転に成功するも、バードやエースのブレアナ・スチュワートに得点を許して再びリードを奪ばれる。
再び10点差をつけられて迎えた第4クォーター、ミスティックスはナターシャ・クラウドとアトキンスが点を重ねていくが、ディフェンスでスチュワートを止めることができず、84―97で敗退。2連敗となり2022-23シーズンを終えた。
町田は第1クォーター終盤に3ポイントを決め、6分10秒の出場で3得点、1リバウンド、1アシストを記録した。
試合後、ミスティックスのマイク・ティボー・ヘッドコーチは今季の町田について「ルイはシーズンを通じて成長した」と評価。一方で今後の課題も言及した。
「彼女のWNBAでの未来はオフェンス面でいかに積極的にプレーできるかにかかってくる。彼女の粘り強いディフェンスとパス能力は素晴らしい。(ただ)このリーグで活躍を続けるためには得点力も必要。それが彼女の次のステップだ」
町田は昨年の東京五輪でアシスト王&大会ベスト5に輝き、今年2月にミスティックスと契約。萩原美樹子(1997~98:サクラメント・モナークス&フェニックス・マーキュリー)、大神雄子(2008:マーキュリー)、渡嘉敷来夢(15~17:ストーム)に次ぐ、史上4人目の日本人プレーヤーとして歴史に名を刻んだ。
レギュラーシーズンでは全36試合(先発2試合)に出場し、巧みなパスやしつこいディフェンスで存在感を発揮。平均12.9分のプレータイムで1.8点、1.1リバウンド、チーム2位の2.6アシスト。プレーオフでは2試合で平均2.5点、0.5リバウンド、0.5アシストという成績だった。
指揮官が語ったようにパスと守備ではWNBAで通用するところを見せた町田。『spotrac.com』によると、来季の契約は制限付きフリーエージェントとなっており、オフの動向に注目が集まる。
構成●ダンクシュート編集部