ボストン・セルティックスのジェイソン・テイタムが、『Bleacher Report』のインタビューで、昨季のプレーオフ中に左手首を骨折していたことを明かした。
ただチーム関係者にしかその事実を伝えておらず、メディアや他チームに知られないよう、人前ではブレース(装具)を外していたようだ。
「骨は欠けたけど、表面からは離れなかった。ただ、その上に骨が成長していったことが分かったから治ったんだ。でもぶつけたり転んだりすることが多かったから、痛みは残っていたね。2か月くらいは骨折したままプレーしていたと思う」
左手首のケガはプレーオフが進むと悪化したという。それはミルウォーキー・バックスとのカンファレンス準決勝で、ヤニス・アデトクンボから受けたファウルがきっかけだった。
「プレーオフ、ミルウォーキーとのゲーム3だ。僕がダンクした時に追いかけてきたヤニスのファウルを受けて、観客席に倒れ込んだんだ。その時が負傷以降では一番痛かったよ。
その晩にコルチゾン注射を打ってもらったんだけど、手から色が無くなっていったんだ。脂肪細胞を殺してしまうものなんだけど、僕の手にはほとんど脂肪がないからね。シュート練習するのにブレースを付けなきゃいけなかったんだけど、カメラに映る前に外していたよ」
その後NBAファイナルまで勝ち進んだセルティックスだったが、テイタムは6試合で平均21.5点、フィールドゴール成功率36.7%と精彩を欠いた。
テイタムは「プレーできるということは何も問題はなかった」と言い訳するのを嫌がったが、この時の負傷、そしてカンファレンス決勝で右肩を痛めたことが多分に影響していたのは想像に難くない。
チームを2010年以来のNBAファイナルに導いたものの、キャリア初の大舞台では不本意な結果に終わったテイタム。しかし負傷も癒え、オフはレブロン・ジェームズらとともにプロアマリーグに出場している。
健康体を取り戻し、昨季の悔しさをモチベーションに変えて挑む今季は、一回り成長したテイタムの姿が見られそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
ただチーム関係者にしかその事実を伝えておらず、メディアや他チームに知られないよう、人前ではブレース(装具)を外していたようだ。
「骨は欠けたけど、表面からは離れなかった。ただ、その上に骨が成長していったことが分かったから治ったんだ。でもぶつけたり転んだりすることが多かったから、痛みは残っていたね。2か月くらいは骨折したままプレーしていたと思う」
左手首のケガはプレーオフが進むと悪化したという。それはミルウォーキー・バックスとのカンファレンス準決勝で、ヤニス・アデトクンボから受けたファウルがきっかけだった。
「プレーオフ、ミルウォーキーとのゲーム3だ。僕がダンクした時に追いかけてきたヤニスのファウルを受けて、観客席に倒れ込んだんだ。その時が負傷以降では一番痛かったよ。
その晩にコルチゾン注射を打ってもらったんだけど、手から色が無くなっていったんだ。脂肪細胞を殺してしまうものなんだけど、僕の手にはほとんど脂肪がないからね。シュート練習するのにブレースを付けなきゃいけなかったんだけど、カメラに映る前に外していたよ」
その後NBAファイナルまで勝ち進んだセルティックスだったが、テイタムは6試合で平均21.5点、フィールドゴール成功率36.7%と精彩を欠いた。
テイタムは「プレーできるということは何も問題はなかった」と言い訳するのを嫌がったが、この時の負傷、そしてカンファレンス決勝で右肩を痛めたことが多分に影響していたのは想像に難くない。
チームを2010年以来のNBAファイナルに導いたものの、キャリア初の大舞台では不本意な結果に終わったテイタム。しかし負傷も癒え、オフはレブロン・ジェームズらとともにプロアマリーグに出場している。
健康体を取り戻し、昨季の悔しさをモチベーションに変えて挑む今季は、一回り成長したテイタムの姿が見られそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
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