リーグ優勝4回を誇り、史上最高のシューターとも称されるゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリー。現役トップクラスの実力の持ち主であることは疑いの余地はないが、NBAでのプレー経験があるポイントガード(PG)のマイク・ジェームズ(ASモナコ・バスケット/フランス)は、カリーを現役ベスト5から外すとともに、その理由を説明している。
カリーはウォリアーズの一員として2021-22シーズンのNBAを制し、プロ13年目で自身初のファイナルMVPを獲得、自らのキャリアにさらなる功績を加えた。通算3ポイント成功数の記録保持者(3117本)でもあり、"生きるレジェンド"と言ってもいい存在だ。
そのなかで、かつてフェニックス・サンズ、ニューオリンズ・ペリカンズ、ブルックリン・ネッツでプレーし、クロアチア、イスラエル、イタリア、ギリシャ、スペイン、フランスを渡り歩いてきたPGのジェームズは、ポッドキャスト『The Players Choice』で現役ベスト5を独自チョイス。ケビン・デュラント(ネッツ)、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)、ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)、ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)の名前を挙げ、カリー、ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)、ニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)の3人で熟考。最終的に、残り1枠には成長著しい大型PGのドンチッチを選んだ。
ジェームズは決してカリーの実力を認めていないわけではなく、むしろ称賛した上で、PGとして見るには条件が合わないとの見解を示している。
「僕は既成概念に捉われないようにしている。ただ、僕がステフィン・カリーについて触れるたびに、みんなが怒り、僕がカリーのことを好きではないと思い込むんだ。いや、彼は凄いと思うよ。正直、バスケットボールを変えた。7年前、リーグの選手たちが3ポイントを打ち始め、スモールボールのスタイルを取り入れ始めた。カリーだけの要因ではなく、カリーが75%、そしてウォリアーズに25%が起因する。僕が彼を受け入れない理由はないよ。
カリーのプレーは、時に一次元的なものだ。メインのボールハンドラーではないし、PGとするには悩むところ。ドリブルから得点しているし、スーパースターだからトップ5を選ぶ時に自然と選んでしまいがちなんだ」
あくまで個人が選ぶ独自のベスト5で、好みが分かれるのはこの手の企画の傾向だ。だが、カリーよりもドンチッチを高く評価する選択は、賛否分かれるところかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】プレーでもルックスでもファンを魅了!NBA史上最高のシューター、ステフィン・カリーの厳選ショット!
カリーはウォリアーズの一員として2021-22シーズンのNBAを制し、プロ13年目で自身初のファイナルMVPを獲得、自らのキャリアにさらなる功績を加えた。通算3ポイント成功数の記録保持者(3117本)でもあり、"生きるレジェンド"と言ってもいい存在だ。
そのなかで、かつてフェニックス・サンズ、ニューオリンズ・ペリカンズ、ブルックリン・ネッツでプレーし、クロアチア、イスラエル、イタリア、ギリシャ、スペイン、フランスを渡り歩いてきたPGのジェームズは、ポッドキャスト『The Players Choice』で現役ベスト5を独自チョイス。ケビン・デュラント(ネッツ)、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)、ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)、ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)の名前を挙げ、カリー、ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)、ニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)の3人で熟考。最終的に、残り1枠には成長著しい大型PGのドンチッチを選んだ。
ジェームズは決してカリーの実力を認めていないわけではなく、むしろ称賛した上で、PGとして見るには条件が合わないとの見解を示している。
「僕は既成概念に捉われないようにしている。ただ、僕がステフィン・カリーについて触れるたびに、みんなが怒り、僕がカリーのことを好きではないと思い込むんだ。いや、彼は凄いと思うよ。正直、バスケットボールを変えた。7年前、リーグの選手たちが3ポイントを打ち始め、スモールボールのスタイルを取り入れ始めた。カリーだけの要因ではなく、カリーが75%、そしてウォリアーズに25%が起因する。僕が彼を受け入れない理由はないよ。
カリーのプレーは、時に一次元的なものだ。メインのボールハンドラーではないし、PGとするには悩むところ。ドリブルから得点しているし、スーパースターだからトップ5を選ぶ時に自然と選んでしまいがちなんだ」
あくまで個人が選ぶ独自のベスト5で、好みが分かれるのはこの手の企画の傾向だ。だが、カリーよりもドンチッチを高く評価する選択は、賛否分かれるところかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
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