昨季は優勝候補の最右翼に挙げられながら、プレーオフすら逃す最悪のシーズンを送ったロサンゼルス・レイカーズ。期待外れに終わった原因は様々に考えられるが、そのひとつがフリースロー精度の低さだ。
昨季のレイカーズが放った1試合当たりのフリースロー試投数はリーグ9位の23.0本だったが、成功率は同ワースト2位の73.2%。アンソニー・デイビス(6.1本)が71.3%、レブロン・ジェームズ(6.0本)は75.6%、ラッセル・ウエストブルック(5.1本)に至っては66.7%と、試投数チームトップ3がこの数字ではリーグ最低クラスに沈んでも仕方ないだろう。
この点を痛烈に批判したのが、NBAアナリストで名物コメンテーターのスキップ・ベイレス氏。とりわけレブロンを槍玉に挙げ、自身のSNSにこう綴った。
「レブロンは“ラボにいる”とよく耳にする。彼はフリースロー(の改善)に取り組んだ方がいいだろう。(試投数は)昨季のNBAで15番目に多く、成功率は86位にランクされていたのだから。彼はレイカーズに被害を与えただけ。ウエストブリック(ウエストブルックの蔑称)とほぼ同じダメージだよ」
実際にフリースローは、レブロン唯一の弱点と言っていい。キャリアで1度も成功率8割を超えたことはなく、自己ベストはクリーブランド・キャバリアーズ時代の2008-09シーズンに記録した78.0%。通算でも73.4%にとどまっており、フリースローを獲得する機会の多いエースプレーヤーとしては物足りない数字と言わざるを得ない。
ただ、ベイレス氏は酷評したものの、昨季の成功率はレイカーズ移籍後では最高の数値をマーク。ここからさらに数字を伸ばし、キャリア20年目にして初の8割超えを達成できるか。今季はフリースローラインに立つレブロンにも注目したい。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】37歳を迎えても未だ衰え知らず!NBAの“キング”レブロン・ジェームズ特集!
昨季のレイカーズが放った1試合当たりのフリースロー試投数はリーグ9位の23.0本だったが、成功率は同ワースト2位の73.2%。アンソニー・デイビス(6.1本)が71.3%、レブロン・ジェームズ(6.0本)は75.6%、ラッセル・ウエストブルック(5.1本)に至っては66.7%と、試投数チームトップ3がこの数字ではリーグ最低クラスに沈んでも仕方ないだろう。
この点を痛烈に批判したのが、NBAアナリストで名物コメンテーターのスキップ・ベイレス氏。とりわけレブロンを槍玉に挙げ、自身のSNSにこう綴った。
「レブロンは“ラボにいる”とよく耳にする。彼はフリースロー(の改善)に取り組んだ方がいいだろう。(試投数は)昨季のNBAで15番目に多く、成功率は86位にランクされていたのだから。彼はレイカーズに被害を与えただけ。ウエストブリック(ウエストブルックの蔑称)とほぼ同じダメージだよ」
実際にフリースローは、レブロン唯一の弱点と言っていい。キャリアで1度も成功率8割を超えたことはなく、自己ベストはクリーブランド・キャバリアーズ時代の2008-09シーズンに記録した78.0%。通算でも73.4%にとどまっており、フリースローを獲得する機会の多いエースプレーヤーとしては物足りない数字と言わざるを得ない。
ただ、ベイレス氏は酷評したものの、昨季の成功率はレイカーズ移籍後では最高の数値をマーク。ここからさらに数字を伸ばし、キャリア20年目にして初の8割超えを達成できるか。今季はフリースローラインに立つレブロンにも注目したい。
構成●ダンクシュート編集部
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