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ネッツで“最も替えが利かない選手”はデュラントではなくアービング?「カイリーよりKDの代わりになる方が簡単」と現地記者が主張<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.09.05

オルドリッジ氏はデュラント(左)よりもアービング(右)の方が「替えの利かない選手」と主張した。(C)Getty Images

 ケビン・デュラントのトレード騒動が残留という形をもって終結し、ようやく今季に集中できる環境が整ったブルックリン・ネッツ。デュラント、カイリー・アービング、ベン・シモンズのオールスタートリオに加え、セス・カリー、ジョー・ハリス、パティ・ミルズ、ニック・クラクストン、TJ・ウォーレン、ロイス・オニール、マーキーフ・モリスといった優秀なサポーティングキャストを揃えた彼らは、今季の優勝候補の一角と言っていい。

 そんなネッツのなかで、最も"替えが利かない選手"は誰なのか。おそらく多くの人は、センター並みのサイズに優れたスキルと類い稀なシュート力を兼備し、現役どころか歴代最高クラスの得点力を誇るデュラントを挙げるだろう。

 だが、スポーツジャーナリストのデイビッド・オルドリッジ氏の意見は違うようだ。同氏は出演したポッドキャスト番組『The Athletic NBA Show』で、アービングこそがネッツにおいて誰にも代わりが務まらない選手であると主張した。
 
「カイリーの代わりになれる選手はいないと思う。クレイジーに聞こえるけど、カイリーの代わりになるよりKD(デュラントの愛称)の後釜となる方が簡単だと思う。誰もカイリーと同じことはできないからね」

 確かに、アービングほどのスキルを持ったプレーヤーはそういない。とりわけ華麗かつ独創的なハンドリングやドリブルワークは唯一無二で、その点では誰も彼の真似はできないだろう。

 ただ、ことスコアリングにおいては歴代トップ5にも入ろうかというデュラントも、替えが利かない選手であることは間違いない。オルドリッジ氏のこの主張は、答えが大きく二分されそうだ。

構成●ダンクシュート編集部

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