現地時間9月21日、NBAフェニックス・サンズのオーナーであるロバート・サーバー氏が、同球団とWNBAフェニックス・マーキュリーを売却する意向を表明した。
2004年から球団を保有しているサーバー氏は、過去の人種差別発言や従業員に対する不適切な行為(セクハラやパワハラ)が明るみになり、今月13日にリーグから1年間の資格停止と1000万ドルの罰金処分が科されたばかり。その処分に対しても、リーグ内の選手たちからは「不十分」との声が挙がっていた。
同氏は球団を通じてリリースを発表。「今となっては深く後悔している私の発言は、男女のプロバスケットボールの団結力を通じ、20年近くにわたって人々を結びつけ、フェニックス地域を高めてきた組織に暗い影を落としました」と声明を発した。
※以下、リリース一部抜粋
「信仰心のある人間として、私は償いと赦しへの道を信じています。コミッショナーによる1年の活動停止処分が、取り組むべきことに集中し、償い、私や多くのファンが愛しているチームから私個人に関する論争を取り除くための時間となることを願っていました。
しかし、現在の非常に厳しい情勢において、それがもはや不可能であることは、どうしようもないほどに明らかとなりました。どれほど私が良い行ないをしてきたとしても、あるいはまだこれから行なうことができたとしても、過去の発言が勝るのです。そういった理由から、私はサンズとマーキュリーの買い手を探す手続きを始めています。
この2つのチーム、そして世界中のファンにバスケットボールの喜びと興奮をお届けしようと懸命に働いている素晴らしい人々の邪魔になりたくありません。私はこの2つの球団、選手、従業員、ファン、コミュニティ、同僚のオーナーたち、NBA、WNBAにとっての最善を望んでいます」
また、この声明を受けて、NBAコミッショナーのアダム・シルバーも「サーバー氏の決定を全面的に支持します」と声明を発表している。
気になる今後だが、買い手先(新オーナー)の候補には、Amazon創業者のジェフ・ベゾス氏や、元ディズニーCEOのボブ・アイガー氏ら、多くの名前が挙がっている。
構成●ダンクシュート編集部
2004年から球団を保有しているサーバー氏は、過去の人種差別発言や従業員に対する不適切な行為(セクハラやパワハラ)が明るみになり、今月13日にリーグから1年間の資格停止と1000万ドルの罰金処分が科されたばかり。その処分に対しても、リーグ内の選手たちからは「不十分」との声が挙がっていた。
同氏は球団を通じてリリースを発表。「今となっては深く後悔している私の発言は、男女のプロバスケットボールの団結力を通じ、20年近くにわたって人々を結びつけ、フェニックス地域を高めてきた組織に暗い影を落としました」と声明を発した。
※以下、リリース一部抜粋
「信仰心のある人間として、私は償いと赦しへの道を信じています。コミッショナーによる1年の活動停止処分が、取り組むべきことに集中し、償い、私や多くのファンが愛しているチームから私個人に関する論争を取り除くための時間となることを願っていました。
しかし、現在の非常に厳しい情勢において、それがもはや不可能であることは、どうしようもないほどに明らかとなりました。どれほど私が良い行ないをしてきたとしても、あるいはまだこれから行なうことができたとしても、過去の発言が勝るのです。そういった理由から、私はサンズとマーキュリーの買い手を探す手続きを始めています。
この2つのチーム、そして世界中のファンにバスケットボールの喜びと興奮をお届けしようと懸命に働いている素晴らしい人々の邪魔になりたくありません。私はこの2つの球団、選手、従業員、ファン、コミュニティ、同僚のオーナーたち、NBA、WNBAにとっての最善を望んでいます」
また、この声明を受けて、NBAコミッショナーのアダム・シルバーも「サーバー氏の決定を全面的に支持します」と声明を発表している。
気になる今後だが、買い手先(新オーナー)の候補には、Amazon創業者のジェフ・ベゾス氏や、元ディズニーCEOのボブ・アイガー氏ら、多くの名前が挙がっている。
構成●ダンクシュート編集部
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