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今季の目標は「プレーオフ」と凱旋した八村塁が力強く宣言。ジャパンゲームズは「NBAと日本バスケが近くなる」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.09.29

NBAジャパンゲームズを前に、八村がインタビューに応じた。(C)DUNKSHOOT

 9月30日と10月2日に開催されるNBAジャパンゲームズのために来日したゴールデンステイト・ウォリアーズとワシントン・ウィザーズ。それに先駆け9月29日に両チームの公開練習が行なわれ、"日本の至宝"八村塁がファンに向けてメッセージを送った。

 2021年の東京五輪でも凱旋したものの、この時は新型コロナウイルスの影響により無観客下での試合となっていた。今回、ウィザーズの一員として初めてファンの前で戦う姿を披露する八村は「こうやって日本に帰ってきて、ウィザーズ(の一員)としてNBAのゲームをできることを僕もすごく楽しみにしていますし、日本のファンの皆さんの前でプレーするのも何年ぶりかなので楽しみですね」とコメント。

 久々の日本での過ごし方は「ご飯が好きなのでご飯を食べたりとか」と話した一方、「ただあまり時間は取れないので、あとは試合に臨むだけですね」とゲームに向けて気を引き締めた。
 
 自身がセッティングしたチームディナーのメニューは「鉄板焼き」。同僚のカイル・クーズマが好きだという和牛もラインナップに含まれているという。

 オフの間は「身体作り」に取り組み、「食事や睡眠も含めて、バランスのいい生活が好調につながっていると思うので、そこは続けていきたいです」と語った八村。キャリア1年目は新型コロナによるシーズン中断、2年目は72試合の短縮日程、3年目の昨季も前半戦は個人的事情で欠場したため、実質的に今季初めて82試合のフルシーズンに臨むことになる。

「言ってみればこれが僕にとって初めてのNBAシーズン(のようなもの)」と語る八村は「僕としてもすごく楽しみにしてますし、体調管理やメンタル面の様子も見ながらやることが82試合を戦い抜くカギになると思うので、しっかりやっていきたい」と意気込んだ。

 続けて「僕にとって4年目、チームにとっても大事な存在になると思うので、チームから言われたことはもちろんですが、オフェンスでもディフェンスでもリバウンドでも、いろんなところで活躍できればいいなと思います」とコメント。「ミニキャンプをしてケミストリーも生まれてますし、みんなチームに慣れてきてますので、僕も楽しみにしています」と、チーム状態にも手応えを感じているようだ。
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