ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングが、現役屈指のポイントガードであるのに異論はないだろう。チームにトレードを要求していた大黒柱ケビン・デュラントの残留も決まり、新シーズンも強力デュオ体制は継続となるが、元NBA選手でアナリストのケンドリック・パーキンスは、その“無責任さ”を糾弾している。
ネッツはデュラント、アービング、ジェームズ・ハーデンのビッグ3を擁し、昨季開幕前は“スーパーチーム”として優勝候補に挙げられた。しかし計算外だったのは、アービングが新型コロナのワクチン未接種により、ニューヨークでのホームゲームに出場できず、チームからも離脱したこと。ワクチン接種義務のない都市のアウェーゲームだけに出場する“パートタイムプレーヤー”として復帰したのは今年1月に入ってからだった。
2月にはハーデンをトレードでフィラデルフィア・セブンティシクサーズに放出し、ビッグ3はあえなく解体。なんとかプレーオフには進出したものの、1回戦でボストン・セルティックスに4連敗を喫する屈辱を味わった。
昨季29試合で平均27.4点、5.8アシスト、3ポイント成功率41.8%の数字を残したアービングは、ネッツが契約延長を渋ったため、退団の可能性も囁かれていたが、結局チームに残留。同じくトレードを要求しながら“和解”する形で落ち着いたデュラントとともに、新シーズンに臨むことになる。
当然、アービングは構想の上では主力も主力だが、デュラントと違って信用はできないと、パーキンスは米放送局『ESPN』の番組「NBA Today」で厳しく指摘している。
「カイリーに対する不満で言えば、彼はコート外でのことに決して責任を負わないことだ。そこがKD(デュラント)との違いだ。カイリーは責任を逃れて、メディアを非難することしかしない。シーズンが始まろうとしているが、カイリーから何が得られるのか分からない。いったいどうやって彼を信頼するんだい? 自己責任に問題を抱えているんだ」
デュラントはアンチも多いが、ひとたびコートに立てば“史上最高級のスコアリングマシン”としてチームを牽引する。一方のアービングもその実力は一級品で、昨季は60得点を叩き出したゲームもあったが、過去の言動を見ても、チームより自分を優先する傾向があるのは否めない。
パーキンスは以前、「カイリーは正真正銘のヘイター(嫉妬心に駆られて難癖をつける人)だ。彼はとても嫉妬深く、レブロン・ジェームズを羨ましがっていて、それを隠せていない。毛穴からにじみ出ているんだ」と元同僚のアービングを猛烈に批判しており、厳しい目は今もなお続いているようだ。
構成●ダンクシュート編集部
ネッツはデュラント、アービング、ジェームズ・ハーデンのビッグ3を擁し、昨季開幕前は“スーパーチーム”として優勝候補に挙げられた。しかし計算外だったのは、アービングが新型コロナのワクチン未接種により、ニューヨークでのホームゲームに出場できず、チームからも離脱したこと。ワクチン接種義務のない都市のアウェーゲームだけに出場する“パートタイムプレーヤー”として復帰したのは今年1月に入ってからだった。
2月にはハーデンをトレードでフィラデルフィア・セブンティシクサーズに放出し、ビッグ3はあえなく解体。なんとかプレーオフには進出したものの、1回戦でボストン・セルティックスに4連敗を喫する屈辱を味わった。
昨季29試合で平均27.4点、5.8アシスト、3ポイント成功率41.8%の数字を残したアービングは、ネッツが契約延長を渋ったため、退団の可能性も囁かれていたが、結局チームに残留。同じくトレードを要求しながら“和解”する形で落ち着いたデュラントとともに、新シーズンに臨むことになる。
当然、アービングは構想の上では主力も主力だが、デュラントと違って信用はできないと、パーキンスは米放送局『ESPN』の番組「NBA Today」で厳しく指摘している。
「カイリーに対する不満で言えば、彼はコート外でのことに決して責任を負わないことだ。そこがKD(デュラント)との違いだ。カイリーは責任を逃れて、メディアを非難することしかしない。シーズンが始まろうとしているが、カイリーから何が得られるのか分からない。いったいどうやって彼を信頼するんだい? 自己責任に問題を抱えているんだ」
デュラントはアンチも多いが、ひとたびコートに立てば“史上最高級のスコアリングマシン”としてチームを牽引する。一方のアービングもその実力は一級品で、昨季は60得点を叩き出したゲームもあったが、過去の言動を見ても、チームより自分を優先する傾向があるのは否めない。
パーキンスは以前、「カイリーは正真正銘のヘイター(嫉妬心に駆られて難癖をつける人)だ。彼はとても嫉妬深く、レブロン・ジェームズを羨ましがっていて、それを隠せていない。毛穴からにじみ出ているんだ」と元同僚のアービングを猛烈に批判しており、厳しい目は今もなお続いているようだ。
構成●ダンクシュート編集部
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