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NBA

「必要があれば打つ」と語る八村塁が8試合ぶりに3ポイント成功。序盤好調も第4Qは2戦連続で出番なしに…

秋山裕之

2019.11.25

八村は第1Qに7得点をあげたが、以降は見せ場を作れず。チームも接戦を落とした。(C)REUTERS/AFLO

八村は第1Qに7得点をあげたが、以降は見せ場を作れず。チームも接戦を落とした。(C)REUTERS/AFLO

 11月24日(日本時間25日)、ワシントン・ウィザーズはホームのキャピタル・ワン・アリーナで、サクラメント・キングスを迎え撃った。

 この日も先発パワーフォワードとして出場した八村塁は、セルビア人ビッグマンのネマニャ・ビエリツァとマッチアップ。最初のポゼッションでいきなり1オン1を仕掛けたが、右ポストからのジャンパーは決められず。

 だがその後は積極的な攻撃を見せる。第1クォーター残り7分26秒にはトロイ・ブラウンJr.のパスを右45度付近で受け取ると、すかさず3ポイントを放ち見事に成功。ここ7試合で計6本放っていたものの、1本も決まっていなかった長距離砲を8試合ぶりに沈めてみせた。

 試合前、「最近、3ポイントをあまり打っていませんね」と記者から聞かれて「試合の中で絶対に打たなければいけない、という状況になっていないだけで、打たなければいけない時は打ちます。今は強引にいっていないだけです」と切り返した言葉が嘘ではないことを証明した。
 
 その後、ミドルレンジからのプルアップジャンパーをミスするも、残り5分34秒にはトーマス・ブライアントのパスからボースハンドダンクを狙って相手のファウルを誘発。リショーン・ホームズのブロックに阻まれハイライトシーンとはならなかったが、フリースロー2本を確実に決めて得点を重ねた。

 さらに同クォーター残り3分45秒にはスピードを駆使したドライブでビエリツァを振り切り、左手でのレイアップに成功。同1分55秒にはアイザイア・トーマスのショットミスに合わせてオフェンシブ・リバウンドに跳び込み、鮮やかなプットバックを決めたかのように見えたが、こちらはゴールテンディングで惜しくもノーカウント。残り1分を切ったところでベンチへと下がった。

 第2クォーターはセカンドユニットのイシュ・スミス、ダービス・ベルターンス、ジョーダン・マクレーらの活躍でキングスからリードを奪い、ウィザーズが主導権を握る。八村はブラッドリー・ビールの3ポイントで50-45と5点をリードした残り4分23秒にコートイン。しかし残り2分1秒で左サイドからキャッチ&シュートを放つもミス。その後は相手にリードを許すも、トーマスの3ポイントなどで食い下がり57-57の同点で試合を折り返した。
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