ロサンゼルス・レイカーズは、現地時間10月18日に行われた2022-23シーズン開幕戦で、昨季王者のゴールデンステイト・ウォリアーズと対戦。
エースのレブロン・ジェームズが31得点、14リバウンド、8アシスト、アンソニー・デイビスが27得点、6リバウンド、4スティール、ラッセル・ウエストブルックが19得点、11リバウンドをマーク。
しかし昨季ファイナルMVPのステフィン・カリーに33得点、6リバウンド、7アシスト、アンドリュー・ウィギンズに20得点、クレイ・トンプソンに18得点を許し、最大27点差をつけられるなど109-123で敗れた。
近年のレイカーズは、2019-20シーズンに通算17回目のリーグ優勝を果たすも、翌20-21シーズンはプレーオフ1回戦負け、昨季は33勝49敗とカンファレンス11位に沈んでポストシーズンにさえ駒を進めることができなかった。“明暗”の差は、デイビスが健康体で戦えたか否かに集約されていると言っていい。
レブロン・ジェームズ、ラッセル・ウエストブルックというスーパースターがいるとはいえ、一番のキーマンはデイビスなのだ。
デイビスはプレシーズン6試合中3試合に出場。10月3日のサクラメント・キングス戦で11得点、11リバウンドをあげると、10月9日のウォリアーズ戦では28得点、3リバウンド、3アシスト、さらに10月12日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦でも19得点、13リバウンドと好調をキープしている。
これまではパワーフォワードでの出場がメインだったなかで、キングス戦以外はセンターとして先発に名を連ね、本日の開幕戦でもセンターを務めた。
レイカーズはビッグマンの層が薄く、デイビス以外のセンターは新戦力のトーマス・ブライアント(208cm)とデイミアン・ジョーンズ(211cm)に限られるため、「(ダービン・ハム)ヘッドコーチは僕がパワーフォワードを希望していることは知っているけど、勝つためなら僕はセンターで出場する」と語っていた。
そんななか、現役時代にヒューストン・ロケッツ、レイカーズ、サンアントニオ・スパーズで計7個のチャンピオンリングを勝ち獲ったロバート・オリーは、ポッドキャスト番組『The Crossover NBA Show』に出演した際に、「みんな理解していないんだ。今の時代にポジションなんてない」と切り出し、デイビスにとにかくコートに立つことを要求した。
「ADが恐れるべきウエストのセンターは誰だい? (デンバー・ナゲッツのニコラ)ヨキッチではない。スティフルタワー(ミネソタ・ティンバーウルブズに移籍したルディ・ゴベアの愛称)でもない。ウエストに彼を守れる選手はいないんだ。
レイカーズはADをパワーフォワード、レブロン・ジェームズをセンターと分類すべきだ。今は問題ない。おそらくレッテルがADをイラつかせるのだろう。多才さを示したいのか? 別に、スモールフォワードとして分類したっていい。ポジションはどうだって良くて、コートに立ってプレーするだけだ!」
オリーは『USA TODAY Sports』でも、「ADのような世代随一のタレントが力を発揮できなければ、20年目を迎えるレブロンに過度のプレッシャーがかかる」と語っており、デイビスに対してキーマンとして期待を寄せていた。
構成●ダンクシュート編集部
エースのレブロン・ジェームズが31得点、14リバウンド、8アシスト、アンソニー・デイビスが27得点、6リバウンド、4スティール、ラッセル・ウエストブルックが19得点、11リバウンドをマーク。
しかし昨季ファイナルMVPのステフィン・カリーに33得点、6リバウンド、7アシスト、アンドリュー・ウィギンズに20得点、クレイ・トンプソンに18得点を許し、最大27点差をつけられるなど109-123で敗れた。
近年のレイカーズは、2019-20シーズンに通算17回目のリーグ優勝を果たすも、翌20-21シーズンはプレーオフ1回戦負け、昨季は33勝49敗とカンファレンス11位に沈んでポストシーズンにさえ駒を進めることができなかった。“明暗”の差は、デイビスが健康体で戦えたか否かに集約されていると言っていい。
レブロン・ジェームズ、ラッセル・ウエストブルックというスーパースターがいるとはいえ、一番のキーマンはデイビスなのだ。
デイビスはプレシーズン6試合中3試合に出場。10月3日のサクラメント・キングス戦で11得点、11リバウンドをあげると、10月9日のウォリアーズ戦では28得点、3リバウンド、3アシスト、さらに10月12日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦でも19得点、13リバウンドと好調をキープしている。
これまではパワーフォワードでの出場がメインだったなかで、キングス戦以外はセンターとして先発に名を連ね、本日の開幕戦でもセンターを務めた。
レイカーズはビッグマンの層が薄く、デイビス以外のセンターは新戦力のトーマス・ブライアント(208cm)とデイミアン・ジョーンズ(211cm)に限られるため、「(ダービン・ハム)ヘッドコーチは僕がパワーフォワードを希望していることは知っているけど、勝つためなら僕はセンターで出場する」と語っていた。
そんななか、現役時代にヒューストン・ロケッツ、レイカーズ、サンアントニオ・スパーズで計7個のチャンピオンリングを勝ち獲ったロバート・オリーは、ポッドキャスト番組『The Crossover NBA Show』に出演した際に、「みんな理解していないんだ。今の時代にポジションなんてない」と切り出し、デイビスにとにかくコートに立つことを要求した。
「ADが恐れるべきウエストのセンターは誰だい? (デンバー・ナゲッツのニコラ)ヨキッチではない。スティフルタワー(ミネソタ・ティンバーウルブズに移籍したルディ・ゴベアの愛称)でもない。ウエストに彼を守れる選手はいないんだ。
レイカーズはADをパワーフォワード、レブロン・ジェームズをセンターと分類すべきだ。今は問題ない。おそらくレッテルがADをイラつかせるのだろう。多才さを示したいのか? 別に、スモールフォワードとして分類したっていい。ポジションはどうだって良くて、コートに立ってプレーするだけだ!」
オリーは『USA TODAY Sports』でも、「ADのような世代随一のタレントが力を発揮できなければ、20年目を迎えるレブロンに過度のプレッシャーがかかる」と語っており、デイビスに対してキーマンとして期待を寄せていた。
構成●ダンクシュート編集部
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