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東西の躍進チームを牽引する司令塔、ハリバートンとフォックスが週間MVPに選出|NBA第5週

ダンクシュート編集部

2022.11.22

第5週のMVPに選出されたペイサーズのハリバートン(左)とキングスのフォックス(右)。(C)Getty Images

 現地時間11月21日、NBAがシーズン第5週の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからインディアナ・ペイサーズのタイリース・ハリバートン、ウエスタン・カンファレンスからサクラメント・キングスのディアロン・フォックスが選出された。

 11月14日から20日の期間中、3試合に出場したハリバートンは平均21.0点(フィールドゴール成功率53.2%)、4.0リバウンド、11.0アシスト、2.00スティールをマーク。チームを3連勝に導き、3年目で自身初の週間MVPに輝いた。

 22歳の司令塔は16日のシャーロット・ホーネッツ戦で22得点、11アシストをあげると、19日のオーランド・マジック戦でも22得点、14アシストと躍動。3試合連続でチーム最多の得点とアシストを記録する活躍で、オフェンスの統率役を果たした。

 昨季途中にトレードでキングスから加入したハリバートンは、今季平均20.6点、4.6リバウンド、10.5アシストといずれも自己最高の成績を記録。アシスト部門でリーグトップを快走するほか、チームも10勝6敗でイースト4位につけるなど躍進を続けている。
 
 同じくキングスの3連勝に貢献したフォックスは、3試合で平均25.0点(フィールドゴール成功率60.0%)、3.7リバウンド、8.0アシストの活躍。こちらは2シーズンぶり、通算3回目の受賞となった。なお、3回以上の受賞はクリス・ウェバー(7回)、デマーカス・カズンズ(5回)に次ぐ、球団史上3人目の快挙となる。

 6年目のエースPGはいずれもホームで行なわれた3試合で好調をアピール。17日のサンアントニオ・スパーズ戦で28得点、8アシスト、20日のデトロイト・ピストンズ戦では33得点、7アシストを奪取、2試合を通じてフィールドゴール成功率66.7%(22/33)の効率的な働きを見せた。

 今季のフォックスは自己最高ペースの平均25.4点に加え、フィールドゴール成功率(55.8%)、3ポイント成功率(38.2%)、フリースロー成功率(84.5%)の3部門でもキャリアハイを更新する勢い。チームも前週から6連勝と絶好調で、9勝6敗のウエスト5位にランクしている。

構成●ダンクシュート編集部
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