NBA5年目の今季、オクラホマシティ・サンダーのシェイ・ギルジャス・アレキサンダーはエースとしてさらなる成長を遂げた。
24歳のスコアリングガードはここまで16試合の出場で、平均35.6分、31.1点、4.6リバウンド、6.0アシスト、1.8スティール、1.4ブロックにフィールドゴール52.6%、3ポイント39.1%(平均1.1本成功)、フリースロー90.8%と、自己最高のシーズンを送っている。
得点はリーグ4位、スティールは6位で、過去2シーズンに続き、今季もドライブ数(平均24.4回)でリーグトップに立っている。
そんななか、現地時間11月22日に米メディアの『ClutchPoints』がギルジャス・アレキサンダーが子どもたちと“GOAT論” (Greatest Of All Time:史上最強の選手)を語る映像をツイッターへ投稿。
一般的に、この議論で名前が挙がるのはマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)とレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)だ。両者は世界中で絶大な人気と知名度を誇っており、ビジネスマンとしても才能を発揮するスーパースター。
だがギルジャス・アレキサンダーが真っ先に挙げたのはコビー・ブライアント(元レイカーズ)だった。
「コビーは強化されたマイケル・ジョーダンだ。コビーは(優勝)リングを5つ持っている。何か言いたいことはあるかい? 僕が周りへ言っているのはコビー・ブライアントなんだ」
その一方で、子どもたちから挙がったのはブルックリン・ネッツのケビン・デュラント。現在34歳のフォワードは、現役最多となる4度の得点王に輝いた実績を持ち、今季は開幕から17試合連続で25得点以上を残したリーグ有数の実力者だ。
「KDは7フィート(213㎝)もあって、なんでもできる。ステフ・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)がやっていることもできてしまうんだ」
ギルジャス・アレキサンダーは子どもたちへそう話しかけるも、コビー最強論が揺らぐことはなく、「あの競争心に複数回のチャンピオンシップ、多くの要素がその理由だ」と口にし、最後にこう語った。
「コビーが1位、ブロンが2位、マイクが3位。彼らは皆とんでもないよ。あの3人がこれまででベストだね」
ギルジャス・アレキサンダーが生まれたのは1998年7月12日。それはブルズが90年代2度目の3連覇、ジョーダンの“ラストショット”で6度目の優勝を勝ち取ったあとのこと。
バスケットボールにのめり込み、NBA選手になることを目指して練習していくうえで、ジョーダンのハイライト集をビデオやYouTubeなどで見る機会はあったはず。
だがギルジャス・アレキサンダーは96年にNBA入りしたコビー、2003年にデビューしたレブロンをジョーダンの上に順位付けしてトップ3とした。
優勝回数では5度のコビーに対してジョーダンは6度、レブロンが4度だが、ギルジャス・アレキサンダーは現役時代を最も多く見てきたコビーのことが心底好きなのだろう。
このGOAT論に正解はないが、サンダーの主砲にとってレイカーズのレジェンドが絶大な影響力を与えていることは確かなようだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
24歳のスコアリングガードはここまで16試合の出場で、平均35.6分、31.1点、4.6リバウンド、6.0アシスト、1.8スティール、1.4ブロックにフィールドゴール52.6%、3ポイント39.1%(平均1.1本成功)、フリースロー90.8%と、自己最高のシーズンを送っている。
得点はリーグ4位、スティールは6位で、過去2シーズンに続き、今季もドライブ数(平均24.4回)でリーグトップに立っている。
そんななか、現地時間11月22日に米メディアの『ClutchPoints』がギルジャス・アレキサンダーが子どもたちと“GOAT論” (Greatest Of All Time:史上最強の選手)を語る映像をツイッターへ投稿。
一般的に、この議論で名前が挙がるのはマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)とレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)だ。両者は世界中で絶大な人気と知名度を誇っており、ビジネスマンとしても才能を発揮するスーパースター。
だがギルジャス・アレキサンダーが真っ先に挙げたのはコビー・ブライアント(元レイカーズ)だった。
「コビーは強化されたマイケル・ジョーダンだ。コビーは(優勝)リングを5つ持っている。何か言いたいことはあるかい? 僕が周りへ言っているのはコビー・ブライアントなんだ」
その一方で、子どもたちから挙がったのはブルックリン・ネッツのケビン・デュラント。現在34歳のフォワードは、現役最多となる4度の得点王に輝いた実績を持ち、今季は開幕から17試合連続で25得点以上を残したリーグ有数の実力者だ。
「KDは7フィート(213㎝)もあって、なんでもできる。ステフ・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)がやっていることもできてしまうんだ」
ギルジャス・アレキサンダーは子どもたちへそう話しかけるも、コビー最強論が揺らぐことはなく、「あの競争心に複数回のチャンピオンシップ、多くの要素がその理由だ」と口にし、最後にこう語った。
「コビーが1位、ブロンが2位、マイクが3位。彼らは皆とんでもないよ。あの3人がこれまででベストだね」
ギルジャス・アレキサンダーが生まれたのは1998年7月12日。それはブルズが90年代2度目の3連覇、ジョーダンの“ラストショット”で6度目の優勝を勝ち取ったあとのこと。
バスケットボールにのめり込み、NBA選手になることを目指して練習していくうえで、ジョーダンのハイライト集をビデオやYouTubeなどで見る機会はあったはず。
だがギルジャス・アレキサンダーは96年にNBA入りしたコビー、2003年にデビューしたレブロンをジョーダンの上に順位付けしてトップ3とした。
優勝回数では5度のコビーに対してジョーダンは6度、レブロンが4度だが、ギルジャス・アレキサンダーは現役時代を最も多く見てきたコビーのことが心底好きなのだろう。
このGOAT論に正解はないが、サンダーの主砲にとってレイカーズのレジェンドが絶大な影響力を与えていることは確かなようだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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