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出場停止のベバリーがエイトンへの“危険タックル”を回想「もう一度やり直せるなら、まったく同じことをする」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.11.30

ベテランのベバリーは、同じシチュエーションになったらまったく同じことをするという。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・レイカーズのガード、パトリック・ベバリーは、現地時間11月22日のフェニックス・サンズ戦で相手選手を突き飛ばし、出場停止処分を受けた。処分期間中は無報酬だが、本人は同じ状況になったら同じ行動をするという。

 サンズ戦の第4クォーター終盤、レイカーズのオースティン・リーブスがゴール下でショットを狙うも、デビン・ブッカーのファウルで転倒。その後ブッカーは、リーブスを見下すかのようにゆっくりと立ち去ると、隣にいたディアンドレ・エイトンもリーブスの前で仁王立ちした。

 これに怒ったベバリーが背後からタックルしてエイトンを転倒させたことで、両チームの選手とスタッフが入り乱れる展開に。レフェリーはブッカーにフレグラントファウル1、ベバリーに一発退場を宣告し、リーグはベバリーに3試合の出場停止処分を下した。

 試合後、サンズのモンティ・ウィリアムズ・ヘッドコーチは「リーグはこのようなプレーをもっとしっかり見る必要がある。あまりにも不必要だからだ」と語り、ブッカーも「パット(ベバリー)はいい加減、背後から攻撃するのを止めるべき」と非難していた。

 血の気盛んな性格ゆえに相手選手と揉めることも多く、アンチも多いベバリーだが、自身のポッドキャスト番組『Pat Bev Pod』でこの一件について次のように振り返っている。
 
「ヤツ(エイトン)なんてどうでもいい。俺と一緒にプレーした人間、俺と一緒にプレーしたスーパースターに聞いてみろよ。今夏のトレードの話を聞いて、みんなが俺をチームに欲しい理由があるんだ。

 とても残念な状況だよ。(でも)もし、もう一度やり直せるなら、まったく同じことをするだろうね」

 今季にトレードでレイカーズに加入したベバリーは3試合の出場停止処分が解け、11月30日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦で復帰予定。

 34歳のベテランはここまで14試合(先発14試合)に出場し、持ち味のディフェンスやハッスルプレーで存在感を示す一方、平均4.1点、フィールドゴール成功率26.8%、3ポイント成功率23.8%とシュートスランプに苦しんでいる。

 一部ではトレードの噂も聞かれるが、復帰後はシュートタッチを向上させ、攻撃でもチームを助けられるか。

構成●ダンクシュート編集部
 
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