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歴史的パフォーマンスのデイビスが3年ぶりの週間MVP!デュラントは今季2度目の受賞で球団史上2位に|NBA第7週

ダンクシュート編集部

2022.12.06

第7週のMVPに輝いたネッツのデュラント(左)とレイカーズのデイビス(右)。(C)Getty Images

 現地時間12月5日、NBAがシーズン第7週の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからブルックリン・ネッツのケビン・デュラント、ウエスタン・カンファレンスからロサンゼルス・レイカーズのアンソニー・デイビスが選出された。

 11月28日から12月4日の期間中、4試合に出場したデュラントは平均33.0点(フィールドゴール成功率65.4%)、7.0リバウンド、5.5アシスト、1.75ブロックをマーク。すべてホームで行なわれた同週の3勝1敗に貢献し、第3週に続き今季2度目(通算31回目)の週間MVPに輝いた。なお、ネッツ加入後の3シーズンでは5度目の受賞となり、受賞回数でジェイソン・キッド(9回)に次ぐ球団史上2位に浮上した。

 34歳の元MVPは週明けからエンジン全開。28日のオーランド・マジック戦でフィールドゴール24本中19本(成功率79.2%)を沈めて今季最多の45得点を叩き出すと、30日のワシントン・ウィザーズ戦でも20本中13本成功(同65.0%)に、全11本のフリースローを成功させて39得点を稼ぎ出した。

 デュラントはここまで全25試合に出場し、リーグ6位の平均29.9点、6.6リバウンド、5.4アシスト、同6位の1.76ブロックを記録。フィールドゴール成功率55.3%、フリースロー成功率91.8%はともにキャリアハイのペースと、16年目にしてなお進化を続けている。
 
 同じくレイカーズの3勝1敗に貢献したデイビスは、平均37.8点(フィールドゴール成功率65.2%、3ポイント成功率62.5%、フリースロー成功率85.7%)、13.0リバウンド、3.0アシスト、3.25ブロックの大暴れ。2019年12月以来3年ぶり、通算8回目の受賞となった。

 29歳のオールスターがとりわけ輝きを放ったのが、週最後に行なわれた2試合だ。12月2日のミルウォーキー・バックス戦で今季最多の44得点を奪取すると、4日のウィザーズ戦ではフィールドゴール30本中22本成功の55得点(自己2位)、17リバウンド、3ブロックの大爆発。

 名門の長い歴史の中でも、2試合連続で40得点、10リバウンド以上を記録したのはエルジン・ベイラーとシャキール・オニールに次いで3人目。さらに、フィールドゴール成功率70%以上で50得点、15リバウンド、3ブロック以上を記録したのは、リーグでも1990年のパトリック・ユーイング(ニューヨーク・ニックス)以来初と、記録尽くめのパフォーマンスでチームを3連勝に導いた。

 開幕から20試合でリーグ8位の平均28.6点、同1位の12.8リバウンド(ともに自己最高)と好調のデイビスに導かれ、チームも直近10試合で8勝をマーク。10勝12敗と勝率5割目前まで迫っている。

構成●ダンクシュート編集部
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