専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

偉業達成のヨキッチが今季初の週間MVP!キャブズのミッチェルは移籍後初受賞|NBA第9週

ダンクシュート編集部

2022.12.20

第9週のMVPに選ばれたキャブズのミッチェル(左)とナゲッツのヨキッチ(右)。(C)Getty Images

第9週のMVPに選ばれたキャブズのミッチェル(左)とナゲッツのヨキッチ(右)。(C)Getty Images

 現地時間12月19日、NBAがシーズン第9週の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからクリーブランド・キャバリアーズのドノバン・ミッチェル、ウエスタン・カンファレンスからデンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチが選出された。

 12月12日から18日の期間中、4試合に出場したミッチェルは平均32.0点、3.3リバウンド、2.8アシストをマーク。チームを3勝1敗に導き、今季初、通算4回目の週間MVPに輝いた。

 6年目のスコアリングガードは同週の全試合で25点以上を奪取し、フィールドゴール成功率53.9%、3ポイントは40本中17本を決めて成功率42.5%、フリースローも88.2%と抜群のタッチを披露。14日のダラス・マーベリックス戦で34得点をあげると、16日のインディアナ・ペイサーズ戦では15本中8本の3ポイントを含む41得点の活躍。11点ビハインドで迎えた第4クォーターには18得点を稼ぎ出し、逆転勝利を演出した。

 今季からキャブズでプレーするミッチェルは19日終了時点で32試合中28試合に出場し、いずれも自己ベストの平均29.3点、フィールドゴール成功率50.6%、3ポイント成功率43.1%、フリースロー成功率89.1%を記録。チームも21勝11敗でイースト3位を維持している。
 
 一方、18勝11敗でウエスト2位のナゲッツを牽引するヨキッチは、2勝1敗で終えた同週の3試合で平均36.0点(フィールドゴール成功率62.3%)、17.3リバウンド、8.7アシスト、3.67スティールを記録。こちらも今季初、通算12回目の受賞となった。

 2年連続シーズンMVPの27歳は、14日のワシントン・ウィザーズ戦でフィールドゴール85%(17/20)の43得点、14リバウンド、8アシストを叩き出すと、18日のシャーロット・ホーネッツ戦で歴史的なパフォーマンスを見せる。

 この日は40得点、10アシストに加え、キャリアハイとなる27リバウンドを奪取。「40-27-10」以上でのトリプルダブルは伝説の巨人ウィルト・チェンバレン以来、NBA史上2人目の快挙だ。

 さらに前半の20リバウンドはハーフでのフランチャイズ新記録で、リーグでは2018年3月のドワイト・ハワード(当時ホーネッツ/後半20本含む計30本)以来最多。また、同週を終えてキャリア通算5740リバウンドとし、ダン・イッセルの5707本を抜いてナゲッツのリバウンドリーダーとなった。

 ヨキッチは今季26試合に出場し、平均25.2点、リーグ6位の10.9リバウンド、同3位かつ自己最多の9.0アシストを記録している。

構成●ダンクシュート編集部
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号