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「レブロンとの対戦は楽しみ」と八村塁。レイカーズ戦で“キング”越しのダンクなるか?

ダンクシュート編集部

2019.11.28

八村は開幕から16試合で15本のダンクを成功。次のレイカーズ戦ではレブロン越しの一発に期待がかかる。(C)Getty Images

 ワシントン・ウィザーズの八村塁は、11月27日(日本時間28日)の敵地フェニックス・サンズ戦で開幕から16試合連続スタメン出場を果たした。

 自身とってNBA入り後2度目となる2日連続でのゲーム。前日のデンバー・ナゲッツ戦はフィールドゴール10本中3本成功の7得点、4リバウンドと苦しんだが、試合後すぐにフェニックスに向かい、深夜2時半に現地入り。過酷な日程ながら「ちゃんと休めた」状態でサンズ戦に臨めたという。

 この日のウィザーズはスウィングマンのCJ・マイルズが左手首の負傷で欠場したため、八村は4試合ぶりに第4クォーターにもコートに立ち、31分間で6得点、6リバウンド、2ブロックを記録。3戦連続で1桁得点に終わるも、チームは140-132でサンズを下し、今季成績を6勝10敗としている。

 八村は試合後、「これからのキャリアにおいてバック・トゥ・バック(連戦)もどんどん入ってくる。そのなかで身体をケアしながらどれだけできるか。今日は疲れていたけど、気持ちで押し切ることができました」と勝利を喜んだ。
 
 6試合連続アウェーの西海岸遠征は次戦、9連勝でリーグ首位(16勝2敗)を走るロサンゼルス・レイカーズと対戦する。言わずと知れた"キング"ことレブロン・ジェームズは、八村が地元紙『The Washington Post』のインタビューで「NBAで誰の上からダンクを決めるのが夢?」という質問に、「たぶんレブロンかな?」と答えた相手だ。八村もサンズ戦後には何度も「楽しみ」と発した。

「(ロサンゼルスは)僕の大好きな都市の一つ。レブロンは世界トッププレーヤーなので、(対戦を)楽しみにしています。そういう選手と同じリーグで戦っているのをすごく誇りに思うし、今後そういう選手と戦うことも多くなってくる」

 今季のレブロンはポイントガード役を務める時間帯が長く、八村がマッチアップするのはアンソニー・デイビスの方になるかもしれない。しかし、21歳のルーキーがNBAでの自身の現在地を知り、新たな刺激を受けてさらに覚醒するためには申し分のない試金石となりそうだ。

構成●ダンクシュート編集部
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【動画】八村の試合後のコメント&レイカーズ戦への意気込みも