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【NBA】渡邊雄太が3得点&終盤に値千金の2スティール!ネッツも残り3秒の逆転劇でヒートとの激戦を制す<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.01.09

シュート機会は少なかった渡邊だが、最後までコートに立ち続け勝利に貢献した。(C)Getty Images

 現地時間1月8日(日本時間9日、日付は以下同)、ブルックリン・ネッツは敵地FTXアリーナでマイアミ・ヒートと激突。102-101で息詰まる接戦を制し、今季成績を27勝13敗(勝率67.5%)とした。

 両軍の先発は、ネッツがベン・シモンズ、カイリー・アービング、ケビン・デュラント、ロイス・オニール、ニック・クラクストンの5人。対するヒートはカイル・ラウリー、タイラー・ヒーロー、ジミー・バトラー、ヘイウッド・ハイスミス、バム・アデバヨがスターティングラインナップに並んだ。

 試合は序盤から互いに一歩も譲らない白熱の展開となったなか、ネッツは大黒柱デュラントが右ヒザを痛め途中退場。エースを失ったチームは、第4クォーター序盤にヴィクター・オラディポやヒーローに活躍を許し、81-90とこの日最大となる9点のビハインドを背負う。

 しかしアービングを中心にすぐさま追い上げ、再びシーソーゲームに。最後は100-101とネッツが1点ビハインドの残り3秒、アービングが放ったショットのこぼれ球を拾ったオニールが逆転弾をねじ込むと、直後のヒートのオフェンスでバトラーを抑え、手に汗握る熱戦を制した。
 
 渡邊雄太は第1クォーター残り1分10秒からコートイン。56-60の第2クォーター残り2分8秒、TJ・ウォーレンからのパスを受け、得意の左コーナーから点差を1点に縮める3ポイントを沈める。前半に放ったショットはこの1本のみだったが、少ないチャンスを確実にモノにし、また得意の守備でもいい働きを見せた。

 後半は76-75と1点リードの第3クォーター残り3分9秒から登場。シュートを放つ機会こそなかったものの、試合終盤に2本のスティールを奪ったほか、第4クォーター残り9分以降は常にコートに立ち続け、チームの勝利に貢献した。

 最終的なスタッツは、18分34秒のプレータイムで3得点(フィールドゴール1/1、3ポイント1/1)、2リバウンド、2スティール。得点こそ伸びなかったが、クロージングラインナップを任されたことが信頼の証と言えるだろう。

 ネッツの次戦は12日、本拠地バークレイズ・センタ―でイースタン・カンファレンス首位のボストン・セルティックスと対戦する。はたしてデュラントは復帰できるのか、激戦必至の首位攻防戦に要注目だ。

構成●ダンクシュート編集部

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