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NBA

カリーが12試合ぶりに復帰も王者ウォリアーズは主力不在のサンズに敗退。3連敗で借金生活に<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.01.11

カリーは復帰戦で24得点とまずまずの活躍を見せたが、ウォリアーズはホームでサンズに敗れて3連敗となった。(C)Getty Images

カリーは復帰戦で24得点とまずまずの活躍を見せたが、ウォリアーズはホームでサンズに敗れて3連敗となった。(C)Getty Images

 現地時間1月10日、NBAの顔がコートに戻ってきた。同日にサンフランシスコのチェイス・センターで行なわれたゴールデンステイト・ウォリアーズとフェニックス・サンズの一戦で、ウォリアーズのステフィン・カリーが12試合ぶりに復帰した。

 カリーは12月14日のインディアナ・ペイサーズ戦で左肩を負傷し途中退場。検査の結果、左肩の亜脱臼が判明し離脱していた。

 サンズ戦で先発ポイントガードに名を連ねたカリーは、最初の3ポイントはミスしたものの、第1クォーター残り9分にオフェンシブ・リバウンドを奪い、ゴール中央から長距離砲をヒット。6分40秒にはドレイモンド・グリーンのパスを受け、レイアップを決めた。

 第2クォーターは4本のシュートをすべてミスし無得点、第3クォーターも3ポイント1本の3得点に終わったカリーだが、第4クォーターにレイアップやステップバックスリーなど中外問わず得点を重ね、16得点とチームを牽引した。

 ウォリアーズは最大27点のビハインドを第4クォーター終盤に6点差まで追い上げたが、スティーブ・カー・ヘッドコーチが「手遅れになるまで、我々は競争を始めなかった」と語ったように反撃が遅く、クリス・ポール、デビン・ブッカー、ディアンドレ・エイトンを欠く手負いのサンズに113―125で敗退。チームはこれで3連敗、ホームでも3連敗となった。
 
 カリーは31分の出場で、24得点、3アシスト、1スティール、フィールドゴール成功率36.4%(8/22)、3ポイント成功率33.3%(5/15)、フリースロー成功率75.0%という成績だった。

 そのほかウォリアーズは、カリーの相棒クレイ・トンプソンがゲームハイの29得点、シックスマンのジョーダン・プールが27得点をあげたが、チーム全体のフィールドゴール成功率38.5%と不発に。ペイントエリアの得点で34-48と圧倒されたほか、リバウンド数でも45―57と大差をつけられた。

 一方のサンズはミカル・ブリッジズが26得点、元ウォリアーズのデイミアン・リーが22得点、ドゥエイン・ワシントンJr.が21得点、ダリオ・シャリッチが19得点、9リバウンド、7アシスト、トーリー・クレッグが12得点、14リバウンドをマークし、連敗を6でストップした。

 今季成績が20勝21敗(勝率48.8%)となり、9位のミネソタ・ティンバーウルブズと同率で並ばれたウォリアーズだが、カリー不在時は各選手がステップアップを遂げ、5連勝を含む6勝5敗と健闘した。

 昨季王者はエース復帰でここから調子を上げていけるか注目が集まる。

構成●ダンクシュート編集部
 
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