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【NBA】八村塁はショット不発で9得点。ウィザーズもニックスに一歩及ばず惜敗<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.01.14

要所で得点を奪った八村だが、全体的にショットが不発だった。(C)Getty Images

 現地時間1月13日(日本時間14日、日付は以下同)、ワシントン・ウィザーズは本拠地キャピタルワン・アリーナでニューヨーク・ニックスと激突。106-112で接戦を落とし、今季成績を18勝25敗(勝率41.9%)とした。

 両軍のスターターは、ウィザーズがコーリー・キスパート、カイル・クーズマ、クリスタプス・ポルジンギス、ダニエル・ギャフォードに加え、この日はジョーダン・グッドウィンが先発入り。対するニックスはジェイレン・ブランソン、クエンティン・グライムス、RJ・バレット、ジュリアス・ランドル、ミッチェル・ロビンソンの5人がスターティングラインナップに並んだ。

 試合は第3クォーター終了までに同点が7回、リードチェンジ11回と互角の展開が続いたなか、ニックスはイマニュエル・クイックリーやバレットらが躍動し、第4クォーター開始直後から14-0のランを仕掛ける。15点差がつき勝負ありかと思われたが、ウィザーズもポルジンギスとクーズマを中心に猛攻を仕掛け、残り16秒には2点差まで接近。しかし反撃はここまでとなった。
 
 第1クォーター残り6分41秒にコートインした八村塁だが、この日はショットが絶不調。最初に放った2本の3ポイントを立て続けに外すと、ショットクロックがないなかで残り3分35秒に打った長距離砲はエアボール。残り1分44秒、トップの位置からドライブを仕掛けフックを放つも、オビ・トッピンにブロックされてしまう。

 第2クォーター残り10分43秒には、見事なカッティングからゴール下でボールを受けシュートを打ったものの決め切れず。両手を上げファウルを主張したがゲームは継続され、残り7分33秒にベンチへ。前半は無得点に終わった。

 だが後半は、投入直後に流れを引き寄せるビッグプレーを披露する。第3クォーター残り5分30秒、トランジションで2人のディフェンダーにコンテストされながらも、フィンガーロールでこの日初得点となるレイアップを成功。続くオフェンスでもバックコートでボールを受けそのままプッシュ、ゴール下を沈めチームを逆転に導く。

 ただ、その後も積極的にショットを放ち、残り51.7秒には左コーナーから3ポイント、第4クォーター残り1分27秒にはドライブからプルアップジャンパーを沈めたものの、アウトサイドのタッチは最後まで冴えず。最終的なスタッツは、24分41秒のプレータイムで9得点(フィールドゴール4/14、3ポイント1/7)、4リバウンド、1アシスト、1スティール。シュートは不発だったものの、この日はクロージングラインナップとして最後までコートに立ち続けた。

 ウィザーズの次戦は16日、再びホームでゴールデンステイト・ウォリアーズと対戦する。昨季王者を相手に勝利できるか注目だ。

構成●ダンクシュート編集部

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