NBA

【NBA】2枚看板不在のネッツはオフェンスが不発でスパーズに敗退。渡邊雄太は今季3度目の無得点に<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.01.18

シモンズは今季初のトリプルダブルをマークしたが、ネッツはウエスト下位のスパーズに敗れた。(C)Getty Images

 現地時間1月17日、ブルックリン・ネッツは敵地サンアントニオのAT&Tセンターでサンアントニオ・スパーズと対戦した。

 この日のネッツは右ヒザのケガで離脱中のケビン・デュラントに加え、カイリー・アービングがふくらはぎを痛めて欠場。先発はベン・シモンズ、セス・カリー、ジョー・ハリス、ロイス・オニール、ニック・クラクストンが務めた。

 2枚看板を欠いたチームは、序盤からシュートが決まらず開始4分で2ー10とスタートダッシュに失敗。渡邊雄太は残り5分半に登場し残り3分40秒にフローターを放つもリングに嫌われ、第1クォーターのネッツはフィールドゴール成功率28.6%(6/21)で15-27と12点差をつけられる。

 いきなり2桁のビハインドを背負ったネッツだが、第2クォーターにエドモンド・サムナー、TJ・ウォーレン、キャム・トーマスといったベンチ陣が奮起。この3人で26得点を稼ぐなど、フィールドゴール成功率56.5%(13/23)と持ち直し、51-51の同点で前半を終えた。
 
 第3クォーター、ネッツはシモンズとクラクストンのコンビで得点を重ねていくが、スパーズはジョシュ・リチャードソンのジャンパー、ケルドン・ジョンソンのレイアップなどで着実に加点。中盤以降のネッツはオフェンスが手詰まりになり、68ー76と再びリードを広げられる。

 第4クォーターのスタートはシモンズ、クラクストン、カリーの先発3人に、好調のウォーレンとトーマスを起用。何とか流れを変えようと試みるが、爆発力のあるアービング不在の穴は大きく、98ー106で敗れた。

 ネッツはウォーレンが19得点、カリーが16得点、クラクストンが15得点、11リバウンド、トーマスが15得点、サムナー13得点。シモンズはネッツ移籍後初のトリプルダブル(10得点、10リバウンド、11アシスト)をマークしたが、先発陣の得点で46ー79と大差をつけられ、3連敗となった。

 渡邊は12分の出場でフィールドゴール0/2、1リバウンドにとどまり、今季3度目の無得点に終わった。

 今季成績が27勝16敗(勝率62.8%)となったネッツは、19日に敵地でフェニックス・サンズと対戦する。

構成●ダンクシュート編集部
 
NEXT
PAGE
【動画】渡邊も登場!ネッツのドキュメンタリーはこちら!