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【NBA】八村塁が電撃トレードでレイカーズ移籍!バスケ界の“キング”レブロンとチームメイトに<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.01.24

トレードでレイカーズへの移籍が決まった八村。レブロン(右)との夢の共闘が実現することに。(C)Getty Images

 八村塁がNBA伝統の"パープル&ゴールド"のユニフォームに袖を通すことになりそうだ。

 現地時間1月23日、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者ら複数のメディアが、ワシントン・ウィザーズとロサンゼルス・レイカーズのトレードが合意に達したと報じた。レイカーズはキャリア4年目のケンドリック・ナンと将来(2023、28、29年)のドラフト2巡目指名権3つを放出する代わりに、ウィザーズから八村を獲得する。

 なお、トレードは報道時点で大筋合意しており、レイカーズがウィザーズに送るドラフト指名権の調整次第で確定するという。

 今季開幕前に八村との延長契約を見送っていたウィザーズは、前週から他球団とのトレード交渉を本格的に開始。ウエスタン・カンファレンスの複数のチームが八村に興味を示していると報じられていた。

 キャリア4年目の八村は、ここまで30試合(すべてベンチスタート)に出場し、平均24.3分のプレータイムで13.0点、4.3リバウンド、1.2アシスト、フィールドゴール成功率48.8%、3ポイント成功率33.7%、フリースロー成功率75.9%を記録。来月25歳になる"日本の至宝"は、新たにNBAの"キング"レブロン・ジェームズ、オールスター選出8回を誇るアンソニー・デイビスらと共闘することになる。
 
 さらに新天地には、一昨季に一緒にプレーし、"センパイ"と慕っていた司令塔のラッセル・ウエストブルックも在籍。ほかにもセンターのトーマス・ブライアント、スウィングマンのトロイ・ブラウンJr.と、ウィザーズ時代のチームメイトが所属している。

 レイカーズはリーグ最多タイとなる17回の優勝を誇るNBA屈指の名門球団。今季は38歳で大黒柱のレブロンこそ奮闘しているものの、現在22勝25敗(勝率46.5%)でウエスタン・カンファレンス12位と苦戦。デイビスが12月中旬からケガで離脱し、不安定な戦いが続いている。八村にはスコアラーとして、レブロン&デイビスの負担を軽減する役割が期待される。

 八村の今季の年俸は約626万ドル。現地の報道によると、レイカーズは今夏に制限付きFAとなる八村と再契約を結ぶことを見越しているという。

 新天地での背番号およびデビュー戦は現時点で未定だが、リーグ屈指の人気と注目を集める名門チームで、日本のエースがどんなプレーを見せてくれるか楽しみだ。

構成●ダンクシュート編集部
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