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八村塁のレイカーズデビューは最短で現地25日のスパーズ戦!30日にはネッツ渡邊雄太との日本人対決も<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.01.24

八村の新天地デビューは早くて25日。30日には渡邊(左)との日本人対決も控えている。(C)Getty Images

 現地時間1月23日に合意したトレードにより、ワシントン・ウィザーズからロサンゼルス・レイカーズへの移籍が決まった八村塁。これにより、"日本の至宝"はNBAで1、2を争う名門球団の一員として、パープル&ゴールドのジャージーに袖を通すこととなった。

 現在のレイカーズは、22勝25敗(勝率46.8%)でウエスタン・カンファレンス12位タイと、プレーオフどころかプレーイン・トーナメントにすら出場できない順位に位置している。だが、今季のウエストは稀に見る混戦模様で、6位のロサンゼルス・クリッパーズとはわずか2ゲーム差、4位のニューオリンズ・ペリカンズとも4ゲーム差。ここからの上位シード獲得も十分に可能で、八村はそのためのラストピースとして大きな期待を受けている。

 では、そんな八村の新天地デビューはいつになるのか。地元紙『Southern California News Group』のカイル・グーン記者によれば、「LAへの移動、身体検査、その他移籍に伴うプロセスを経て、"最短で"水曜日の(サンアントニオ)スパーズ戦で出場できる」という。
 
 レイカーズの次戦は24日のクリッパーズ戦で、この試合での八村のステータスは"OUT(欠場)"とチームがすでに発表している。そして連戦で行なわれるのが翌25日のスパーズ戦。このまま何事もなければ、本拠地クリプトドットコム・アリーナで開催されるこの一戦で、パープル&ゴールドのジャージーに身を包んだ八村の姿が地元ファンにお披露目されることになりそうだ。

 さらに1月30日には、敵地バークレイズ・センターで渡邊雄太が所属するブルックリン・ネッツとのゲームも控えている。両選手がこのまま移籍しなければ、これが今季のレギュラーシーズン最後の日本人対決。レイカーズとネッツ、ともにリーグ屈指の人気とタレント性を誇るチームに所属しているだけに、大きな話題を集めるのは間違いない。

 なお、ウィザーズとレイカーズの今季対戦は終わっており、古巣対決は来季、もしくは両軍がNBAファイナルに出場した場合のみ。いずれにせよ、八村の新天地でのパフォーマンスに期待したいところだ。

構成●ダンクシュート編集部

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