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NBA

「レイカーとして最高のシーズンを送っている」衰え知らずのレブロンを元選手が絶賛「彼のやっていることはとんでもない」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.01.26

レブロンは昨年12月に38歳を迎えたが、以降の11試合で平均36.1点、9.5リバウンド、7.8アシストと圧巻のスタッツを残している。(C)Getty Images

レブロンは昨年12月に38歳を迎えたが、以降の11試合で平均36.1点、9.5リバウンド、7.8アシストと圧巻のスタッツを残している。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは、昨年12月末に38歳となったなかで、リーグ6位の平均30.2点、8.5リバウンド、6.9アシスト、フィールドゴール成功率50.9%、プレータイムも10位の平均36.2分をマーク。

【動画】シュート力も衰え知らず!9本の3ポイントを決めたレブロンのクリッパーズ戦ハイライト!
 現地時間1月24日のロサンゼルス・クリッパーズ戦では今季4度目の40点以上となる46得点、自己最多の9本の3ポイントを決めるなど、まったく衰えを感じさえないプレーを披露している。

 今季のNBAは得点ランク上位6人が平均30点オーバー。ルカ・ドンチッチ(平均33.8点/ダラス・マーベリックス/23歳)、ジョエル・エンビード(平均33.6点/フィラデルフィア・セブンティシクサーズ/28歳)、ジェイソン・テイタム(平均31.0点/ボストン・セルティックス/24歳)、ヤニス・アデトクンボ(平均30.9点/ミルウォーキー・バックス/28歳)、シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(平均30.7点/オクラホマシティ・サンダー/24歳)に続き、キャリア20年目のレブロンが名を連ねている。ほかの5人が成長過程や全盛期を迎えているのに対し、レブロンが出色のパフォーマンスだというのが見て取れる。

 2018年のレイカーズ移籍以降は足首などのケガが多くなり、プレータイムも徐々に減ってきてはいるが、ひとたびコートに立てば、“キング”の異名にふさわしいハイパフォーマンスを見せている。

 元NBA選手で現在は『NBC Sports Boston』のアナリストであるブライアン・スカラブリニは『SiriusXM NBA Radio』に出演した際、レブロンに最大限の高評価を下した。
 
「孤立したワンマンプレーヤーのようには見えない。カリーム(アブドゥル・ジャバー)の通算得点記録(通算3万8387得点)を目指している? それはもちろん誰だって狙うさ。しかし、レブロンは単に得点を重ねているだけでなく、いいバスケットボールをしている。チャンピオンシップを獲得した年(2019-20シーズン)のスタッツを見てみよう。たしか平均25点台(25.3点)だったと思う。今、(それを超えて)レイカーとして最高のシーズンを送っている」

 また、元NBA選手のJJ・レディックも自身のポッドキャスト『The Old Man and The Three podcast』でレブロンに言及している。

「キャリア20年目以降で平均20点をあげた選手はいない。レブロンは20年目のシーズンに40得点ゲームを3回やっている。NBAの歴史において、20年目のシーズン以降でこれが記録されたのがコビー・ブライアントの現役ラストゲーム(60得点)だった。レブロンが今やっていることは正直とんでもないんだ。過去に前例がない。彼があの年齢(38歳)で、7試合スパンでやってのけたことは驚異的だ。レイカーズのフランチャイズ史上初めて7試合スパンで計250得点、60リバウンド、60アシストを記録した。同時に7試合スパンで計250得点を挙げた最年長選手であり、35歳以上で達成した唯一の選手でもある。彼は昨季それをやってのけている」

 愛息ブロニーとNBAで共闘、あるいは対戦することを夢に掲げているレブロン。大ケガでもしない限り、それも簡単に実現させてしまいそうな勢いだ。

構成●ダンクシュート編集部
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