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アデトクンボとリラードが2週連続で週間MVPに選出!ともにリーグ5指に入る得点力でチームを牽引|NBA第16週

ダンクシュート編集部

2023.02.07

第16週のMVPに選ばれたバックスのアデトクンボ(左)とブレイザーズのリラード(右)。ともに2週連続の受賞となった。(C)Getty Images

 現地時間2月6日、NBAがシーズン第16週の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボ、ウエスタン・カンファレンスからポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードが選出された。

 1月30日から2月5日の期間中、3試合に出場したアデトクンボは平均41.0点(フィールドゴール成功率58.5%)、17.3リバウンド、5.7アシストをマーク。チームを3戦全勝に導き、2週連続、リーグ最多となる今季4度目(通算21回目)の週間MVPに輝いた。なお、第14週には相棒のドリュー・ホリデーが受賞しており、3週連続でバックス勢が独占する結果となった。

 最大のハイライトは、2日のロサンゼルス・クリッパーズ戦だ。"グリーク・フリーク"はこの試合で今季3度目の50点超えとなる54得点、19リバウンドの大爆発。最大21点差からチームを逆転勝利に導いてみせた。

 続く4日のマイアミ・ヒート戦では35得点、15リバウンド、11アシストで今季3度目のトリプルダブルを達成。10年目の28歳は同週を終えた時点で42試合に出場し、自己ベストの平均32.4点(リーグ3位)、12.4リバウンド(同1位)、5.3アシストと絶好調だ。
 
 一方のリラードは、3勝1敗だった同週の4試合で平均38.3点、4.5リバウンド、6.8アシストを記録。期間中はフィールドゴール成功率50.0%(42/84)、3ポイント成功率38.3%(18/47)に加え、フリースロー成功率98.1%(51/52)のアベレージを残し、こちらも2週連続で今季3度目、通算16回目の受賞となった。

 同週の4試合中3試合で40点以上を叩き出したリラードは、キャリア通算の40点超え達成数を50試合に伸ばし、シャキール・オニールを抜いて歴代18位タイ(ラッセル・ウエストブルックと同数)に浮上。1日のメンフィス・グリズリーズ戦では42得点、10アシストをあげ、「40-10」の達成数(15試合)でジェリー・ウエストを抜き、歴代5位に名を連ねた。

 11年目の今季は41試合の出場で自己ベストの平均30.9点(リーグ5位)、4.0リバウンド、7.3アシスト(同9位)を記録。なお、発表直後の6日にはバックスとブレイザーズの試合が行なわれ、127-108でバックスが勝利を収めている。アデトクンボは24得点、13リバウンド、8アシスト、リラードはゲームハイの28得点と5アシストをマークした。

 ブレイザーズは26勝28敗でウエスト11位。一方、8連勝で37勝17敗としたバックスはイースト2位、首位ボストン・セルティックスまで1ゲーム差に迫っている。

構成●ダンクシュート編集部
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