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レイカーズの伝説マジックが逆襲を期す古巣に太鼓判「(プレーオフでは)どのチームも対戦したくないだろう」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2023.02.24

80年代にレイカーズを5度の優勝に導いたマジックが古巣に期待の言葉を送った。(C)Getty Images

 現地時間2月23日、NBAはレギュラーシーズン後半戦が幕を開け、ロサンゼルス・レイカーズは本拠地クリプトドットコム・アリーナでゴールデンステイト・ウォリアーズを124-111で下した。

 レイカーズは加入4試合目のマリーク・ビーズリーが3ポイント成功率63.6%(7/11)の大当たりでゲームハイの25得点に3スティールと躍動。そのほか、オースティン・リーブスが17得点、4アシスト、八村塁が14得点、レブロン・ジェームズが13得点、9リバウンド、8アシスト、デニス・シュルーダーが13得点、6アシスト、アンソニー・デイビスが12得点、12リバウンド、2ブロック、モー・バンバが10得点、13リバウンド、ロニー・ウォーカー四世が10得点と、計8選手が2桁得点をマーク。

 チームは依然としてウエスタン・カンファレンス13位(28勝32敗/勝率46.7%)ながら、この日12位のポートランド・トレイルブレイザーズ(28勝31敗/同47.5%)がサクラメント・キングスに敗れたため0.5ゲーム差、プレーイン・トーナメント進出最終枠にいるウォリアーズ(29勝30敗/勝率49.2%)とは1.5ゲーム差まで縮めた。

 そんななか、22日に『USA TODAY』の「For The Win」に、レイカーズのレジェンド、マジック・ジョンソンのインタビューが公開。逆襲を期す古巣に期待の言葉を送った。
 
 マジックはまず、9日のデッドラインに成立したトレードで古巣へ帰還したディアンジェロ・ラッセルを称賛。「本当に成長したし、成熟したと思う。彼は得点を取ることができ、パスを出すこともできる。ターンオーバーを多くすることもない。そこが彼の気に入っている部分だ。アンソニー・デイビスとのピック&ロールはスペシャルなものになるだろう」と高評価を与えた。

 さらにチームについても、「もし(プレーオフに)レイカーズが到達したら、どのチームも対戦したくないだろう。それは確かなことだ」と期待を寄せていた。

 レイカーズがここから巻き返してプレーオフの切符を手に入れるためには、ひとつでも多くの勝ち星を手にして、貯金を作る必要がある。そうしたなかで、レブロン、デイビスの2大エースのパフォーマンスは当然のこと、ラッセルやビーズリー、ジャレッド・ヴァンダービルト、八村といったシーズン途中に加入した選手たちの活躍もカギとなりそうだ。

文●秋山裕之(フリーライター)
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