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NBA

ドンチッチ&アービングが2人合計82得点!同時に40点超えを記録したマブズ史上初のデュオに<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.03.03

ドンチッチ(右)が42得点、アービング(左)が40得点と爆発。強力デュオの活躍で連敗を2でストップさせた。(C)Getty Images

ドンチッチ(右)が42得点、アービング(左)が40得点と爆発。強力デュオの活躍で連敗を2でストップさせた。(C)Getty Images

 現地時間3月2日、ダラス・マーベリックスは本拠地アメリカンエアラインズ・センターでフィラデルフィア・セブンティシクサーズと対戦。133-126と打ち合いを制し、今季成績を33勝31敗とした。

 この日の主役はマブズの新コンビ、ルカ・ドンチッチとカイリー・アービングだ。

 2月6日にブルックリン・ネッツからアービングが加入後、6試合目の共闘となったオフェンシブデュオは、序盤からエンジン全開。38-37と両チームともテンポよくネットを揺らした第1クォーターで、ドンチッチが17得点、アービングが10得点をあげる。

 第2クォーターも2人を中心に攻撃を展開し、前半を終えた時点でドンチッチが25得点、アービングが20得点。一方で相手の2枚看板、ジョエル・エンビードとジェームズ・ハーデンも19得点&17得点と好調で、71-67の4点差で折り返しとなった。

 試合が動いたのは第3クォーター。開始1分でアービングがミドルジャンパー、ドンチッチがステップバックスリーを沈めると、さらにアービングが5連続得点、ウイングのレジー・ブロックも連続3ポイントで続いて一気にリードを拡大。後半開始から20-4のランで20点差をつけ、主導権を握った。

 第4クォーターの立ち上がりにはシクサーズに15-0のランを食らい、4点差に迫られたものの、アービングとドンチッチの連続3ポイントですぐさまリードを2桁に引き戻して勝利。
 
 終わってみればドンチッチが42得点(フィールドゴール13/22、3ポイント7/13、フリースロー9/11)、12アシスト、アービングが移籍後最多となる40得点(同15/22、同6/8、同4/6)、6アシストを叩き出し、連敗を2でストップさせた。

 創設43年目のマブズの歴史のなかで、1試合に2人が40点以上を記録するのは初めて(リーグでは過去30年で5組目)。また『ESPN』によると、同チームの2選手がともに6本以上の3ポイントを決めながら40点以上をあげたのは、リーグ史上初だという。

 アービングは試合後、「ルカはパーティーの準備ができていた」とコメント。「俺も準備はできていた。特別なパフォーマンスができた試合のひとつだった。(勝敗が)どっちに転んでもおかしくなかったから、結果に結びついて満足している」と共闘2勝目を喜んだ。

 一方のドンチッチも、「もし誰かのプレーを見るためにお金を払うとしたら、それは間違いなく彼(アービング)だ」と、新たな相棒に賛辞を送っている。

 シクサーズの3選手に25点以上(エンビード35得点、タイリース・マキシー29得点、ハーデン27得点)を許したように、依然として守備に課題を残すマブズだが、新生デュオがハマれば脅威以外の何物でもない。そう知らしめた一戦となった。

構成●ダンクシュート編集部
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