現地時間1月23日にワシントン・ウィザーズからロサンゼルス・レイカーズに加入した八村塁。2月8日に25歳となった日本の至宝は、レイカーズ移籍後、17試合(先発8試合)に出場し、平均24.3分のプレータイムで9.4点、5.2リバウンド、フィールドゴール成功率43.5%を記録している。
3月6日に『LAKERS NATION』へ公開された記事のなかで、ダービン・ハム・ヘッドコーチは八村について「ここに至るまで、私は彼のプレーぶりには本当に満足している」と話していた。
「彼には常にもっとアグレッシブに、もっとフィジカルになるようにと促してきた。ブロン(レブロン・ジェームズ)とD-Lo(ディアンジェロ・ラッセル)がいないことで、周りは得点力が必要だと言ってくる。だが我々はリバウンドにおけるフィジカルの強さを必要としている。攻守両面においてリング下のフィジカルの強さ、リム周りでの積極性を求めているんだ」
八村はウィザーズ時代も含め、基本的にスコアラーであり、得意のミッドレンジジャンパーやファーストブレイク、セカンドチャンスや3ポイントなどで平均2桁得点を残してきた。
レイカーズでは17試合の出場で2桁得点を6度記録している八村。ここ5戦はいずれも1桁得点に終わってるが、指揮官は八村がチームの求めていることに対して忠実に取り組んでいる姿勢を評価していた。
「だからこそ、彼にはそれが最も大事なんだと言っている。現時点で、彼は素晴らしいよ。教え甲斐があり、話を聞き、教わったことに対してハードに練習しているし、上手くなろうと頑張っている。彼がいてくれて我々はものすごくハッピーだ」
直近4試合で、レイカーズはオフェンシブ・レーティングはそれまでの113.1(リーグ20位)から109.8(24位)にダウン。しかし、ディフェンシブ・レーティングは113.7(16位)から111.6(7位)へ向上しており、チーム全体でカバーしている。
ただし、6日時点で今季戦績は31勝34敗(勝率47.7%)と負け越しは変わらず、ウエスタン・カンファレンス11位と、依然としてプレーイン・トーナメント進出圏外となっている。
レブロン離脱後はアンソニー・デイビスを中心に戦うレイカーズで八村には、マリーク・ビーズリーやデニス・シュルーダー、オースティン・リーブス、ジャレッド・ヴァンダービルト、トロイ・ブラウンJr.らと共に、攻守両面でのステップアップが求められている。
レギュラーシーズン終盤に差し掛かる重要な時期で、25歳のフォワードがオールラウンドなプレーでチームを助けることができるか注目だ。
文●秋山裕之(フリーライター)
3月6日に『LAKERS NATION』へ公開された記事のなかで、ダービン・ハム・ヘッドコーチは八村について「ここに至るまで、私は彼のプレーぶりには本当に満足している」と話していた。
「彼には常にもっとアグレッシブに、もっとフィジカルになるようにと促してきた。ブロン(レブロン・ジェームズ)とD-Lo(ディアンジェロ・ラッセル)がいないことで、周りは得点力が必要だと言ってくる。だが我々はリバウンドにおけるフィジカルの強さを必要としている。攻守両面においてリング下のフィジカルの強さ、リム周りでの積極性を求めているんだ」
八村はウィザーズ時代も含め、基本的にスコアラーであり、得意のミッドレンジジャンパーやファーストブレイク、セカンドチャンスや3ポイントなどで平均2桁得点を残してきた。
レイカーズでは17試合の出場で2桁得点を6度記録している八村。ここ5戦はいずれも1桁得点に終わってるが、指揮官は八村がチームの求めていることに対して忠実に取り組んでいる姿勢を評価していた。
「だからこそ、彼にはそれが最も大事なんだと言っている。現時点で、彼は素晴らしいよ。教え甲斐があり、話を聞き、教わったことに対してハードに練習しているし、上手くなろうと頑張っている。彼がいてくれて我々はものすごくハッピーだ」
直近4試合で、レイカーズはオフェンシブ・レーティングはそれまでの113.1(リーグ20位)から109.8(24位)にダウン。しかし、ディフェンシブ・レーティングは113.7(16位)から111.6(7位)へ向上しており、チーム全体でカバーしている。
ただし、6日時点で今季戦績は31勝34敗(勝率47.7%)と負け越しは変わらず、ウエスタン・カンファレンス11位と、依然としてプレーイン・トーナメント進出圏外となっている。
レブロン離脱後はアンソニー・デイビスを中心に戦うレイカーズで八村には、マリーク・ビーズリーやデニス・シュルーダー、オースティン・リーブス、ジャレッド・ヴァンダービルト、トロイ・ブラウンJr.らと共に、攻守両面でのステップアップが求められている。
レギュラーシーズン終盤に差し掛かる重要な時期で、25歳のフォワードがオールラウンドなプレーでチームを助けることができるか注目だ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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