現在ロサンゼルス・レイカーズは主軸のレブロン・ジェームズがケガで欠場中だが、プレーイン・トーナメントを狙えるカンファレンス11位(31勝34敗/勝率47.7%)と踏ん張っている。
38歳の“キング”不在時は第2の男であるアンソニー・デイビスに大きな期待が懸かるが、殿堂入り選手のケビン・ガーネット(KG)は、今季が失敗に終われば、レイカーズはデイビスをトレードで放出すると予想している。
レイカーズは今季、開幕5連敗と苦しいスタートを切り、スーパースターのラッセル・ウエストブルックをシックスマンに転向させる決断を下した。しかし、デイビスが右足のケガもあって戦列を離れた期間もあり、借金生活は続いたまま。2月には平均15.9点、6.2リバウンド、7.5アシストを記録していた34歳のウエストブルックをユタ・ジャズへ放出(その後、ロサンゼルス・クリッパーズと契約)した。
オールスターブレイク以降は4勝2敗だが、リーグ7位の平均29.5点をあげているレブロンが現地時間2月26日のダラス・マーベリックス戦で右足の腱を損傷して離脱中。3月2日には、約3週間後に再検査することを発表した。
今季のウエストは混戦で、11位のレイカーズと6位のミネソタ・ティンバーウルブズとはわずか2.5ゲーム差。プレーイン・トーナメント(7~10位)だけでなく、ストレートインの6位以内も狙えるなか、デイビスにかかる期待は大きい。
デイビスはオールスター後、平均29.4点、11.8リバウンド、2.8ブロックとハイアベレージを残しているが、2008年にボストン・セルティックスでリーグ優勝を経験しているKGは、自身のポッドキャスト『KG Certified』で元同僚のポール・ピアースと議論を繰り広げ、次のように主張している。
「レブロンはケガで休んでいる。レイカーズがAD(デイビス)プロジェクトを検証している段階だ。この2週間でADがレイカーズをコントロールするために何ができるか見てみよう。特に進展がなければ、レイカーズは彼を中心とするプロジェクトに見切りをつけ、今夏にADを放出すると思う。(レブロンがカリーム・アブドゥル・ジャバーの通算得点記録更新という)スポーツ史上最大の瞬間、ADはその様子を見ていたが、心ここにあらずだった。誰もこんなこと言いたくはないが、彼らは一枚岩じゃない」
レブロンがNBA通算得点記録を塗り替えるシュートを決めた際、デイビスはベンチに座ったまま喜びもしなかったことで波紋を呼んだ。大黒柱不在の間にチームを支えられなければ、デイビスに対する周囲の目は一層厳しいものになりそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
38歳の“キング”不在時は第2の男であるアンソニー・デイビスに大きな期待が懸かるが、殿堂入り選手のケビン・ガーネット(KG)は、今季が失敗に終われば、レイカーズはデイビスをトレードで放出すると予想している。
レイカーズは今季、開幕5連敗と苦しいスタートを切り、スーパースターのラッセル・ウエストブルックをシックスマンに転向させる決断を下した。しかし、デイビスが右足のケガもあって戦列を離れた期間もあり、借金生活は続いたまま。2月には平均15.9点、6.2リバウンド、7.5アシストを記録していた34歳のウエストブルックをユタ・ジャズへ放出(その後、ロサンゼルス・クリッパーズと契約)した。
オールスターブレイク以降は4勝2敗だが、リーグ7位の平均29.5点をあげているレブロンが現地時間2月26日のダラス・マーベリックス戦で右足の腱を損傷して離脱中。3月2日には、約3週間後に再検査することを発表した。
今季のウエストは混戦で、11位のレイカーズと6位のミネソタ・ティンバーウルブズとはわずか2.5ゲーム差。プレーイン・トーナメント(7~10位)だけでなく、ストレートインの6位以内も狙えるなか、デイビスにかかる期待は大きい。
デイビスはオールスター後、平均29.4点、11.8リバウンド、2.8ブロックとハイアベレージを残しているが、2008年にボストン・セルティックスでリーグ優勝を経験しているKGは、自身のポッドキャスト『KG Certified』で元同僚のポール・ピアースと議論を繰り広げ、次のように主張している。
「レブロンはケガで休んでいる。レイカーズがAD(デイビス)プロジェクトを検証している段階だ。この2週間でADがレイカーズをコントロールするために何ができるか見てみよう。特に進展がなければ、レイカーズは彼を中心とするプロジェクトに見切りをつけ、今夏にADを放出すると思う。(レブロンがカリーム・アブドゥル・ジャバーの通算得点記録更新という)スポーツ史上最大の瞬間、ADはその様子を見ていたが、心ここにあらずだった。誰もこんなこと言いたくはないが、彼らは一枚岩じゃない」
レブロンがNBA通算得点記録を塗り替えるシュートを決めた際、デイビスはベンチに座ったまま喜びもしなかったことで波紋を呼んだ。大黒柱不在の間にチームを支えられなければ、デイビスに対する周囲の目は一層厳しいものになりそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
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