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NBA

アデトクンボとドンチッチが月間MVPに選出!アメリカ外選手の同時受賞は史上初|NBA10/11月

ダンクシュート編集部

2019.12.04

ともにチームを好調に導いたアデトクンボ(左)とドンチッチ(右)が開幕月の最優秀選手に選ばれた。(C)Getty Images

ともにチームを好調に導いたアデトクンボ(左)とドンチッチ(右)が開幕月の最優秀選手に選ばれた。(C)Getty Images

 12月3日(日本時間4日)、NBAが10/11月の月間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボ、ウエスタン・カンファレンスからダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチが選出された。同賞が東西カンファレンスごとの選出となった2001-02シーズン以降、ともにアメリカ外選手が受賞したのは初となる。

 開幕からの20試合で平均30.9点、13.4リバウンド、5.9アシストの活躍を見せたアデトクンボは、自身6度目の受賞。今季初戦でのトリプルダブルを含め、開幕から19試合連続で得点とリバウンドのダブルダブルを達成するなど、チームをイースト首位の17勝3敗に導いた。

 特に11月25日(同26日)にホームで行なわれたユタ・ジャズ戦では、キャリア2位の50得点(フィールドゴール17/31、3ポイント3/8、フリースロー13/19)、14リバウンド、6アシストと圧巻のパフォーマンスを披露。ターンオーバーをゼロで50得点、10リバウンド以上を記録したリーグ史上4人目の選手となった。

 ギリシャ出身のアデトクンボはシーズンMVPに輝いた昨季、月間MVPを5か月中4度受賞。今季はここまで平均得点とリバウンドでキャリアハイを更新しているほか、課題の3ポイントも平均成功数で自己最多とさらなる進化を遂げている。
 
 そのアデトクンボをも凌ぐ勢いでリーグに旋風を巻き起こしているのが、スロベニア出身の超新星、ルカ・ドンチッチだ。昨季新人王は2年目の今季、リーグ3位の平均30.8点、同2位の9.6アシスト、同15位の9.9リバウンドと八面六臂の活躍を披露。14試合中6試合でトリプルダブルを達成した11月は、平均32.4点、10.3リバウンド、10.4アシストのハイアベレージで、オスカー・ロバートソン、ラッセル・ウエストブルック以来、史上3人目となる平均30点超えの月間トリプルダブルを達成した。

 20歳10か月での受賞は、ウエスタン・カンファレンスでは2001-02シーズン以降最年少記録。マーベリックスの選手では2009年に受賞したダーク・ノビツキー以来、11年ぶりの受賞となった。

 過去3年連続で勝率5割を下回っているチームも、ここまで14勝6敗でウエストの4位につける大健闘。早くもシーズンMVP候補に挙げられている若きエースに導かれ、4年ぶりのプレーオフ進出に向け快進撃を続けている。

 その他の候補者は以下の通り。
●イースト:バム・アデバヨ、ジミー・バトラー(ともにマイアミ・ヒート)、マルコム・ブログドン(インディアナ・ペイサーズ)、スペンサー・ディンウィディー(ブルックリン・ネッツ)、ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・76ers)、コリン・セクストン(クリーブランド・キャバリアーズ)、パスカル・シアカム(トロント・ラプターズ)

●ウエスト:アンソニー・デイビス、レブロン・ジェームズ(ともにロサンゼルス・レイカーズ)、ジェームズ・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ)

構成●ダンクシュート編集部
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