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【NBA】八村塁、12試合ぶり先発起用も5得点と不発…チームも最下位ロケッツに痛恨の敗戦<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.03.16

デイビスの欠場により2月13日以来の先発出場を果たした八村だが、攻守で冴えが見られず。チームも完敗を喫した。(C)Getty Images

 現地時間3月15日、ウエスタン・カンファレンス8位タイのロサンゼルス・レイカーズは敵地トヨタ・センターで同15位のヒューストン・ロケッツと対戦。110-114で敗れ、今季成績を34勝36敗とした。八村塁は12試合ぶりの先発出場を果たすも、17分29秒間のプレーで5得点(フィールドゴール2/5、3ポイント1/3)、1ブロックの成績に終わった。

 レイカーズはこの日、離脱中のレブロン・ジェームズに加え、要のアンソニー・デイビスも欠場。ディアンジェロ・ラッセル、マリーク・ビーズリー、トロイ・ブラウンJr.、ジャレッド・ヴァンダービルトの4人に、八村が先発に名を連ねた。

 試合は立ち上がりからデイビス不在の影響をもろに受けたレイカーズが、ペイントエリアで次々と得点を許し、48-62と14点ビハインドで折り返し。前半のフィールドゴール成功率はロケッツの54.0%に対し、33.3%と攻撃面も振るわなかった。
 
 後半、レイカーズは攻守でいまひとつ機能しなかった八村を控えに回し、反撃を図る。第3クォーターを26-21と制して5点を縮めると、第4クォーター開始直後には途中から投入された八村の3ポイントとオースティン・リーブス、デニス・シュルーダーのフリースローが決まって83-87の4点差に。

 しかしここから相手のルーキー、ジャバリ・スミスJr.に連続3ポイントを許すなど、掴みかけた流れを呼び込めず、最後まで粘りを見せるも敗戦。カンファレンス最下位の再建チームに対して、痛恨の黒星を喫した。

 試合開始以降、一度もリードを奪えなかったレイカーズは、控えのリーブスが最多の24得点、7アシスト、ラッセルが18得点、7アシストと奮闘。そのほかシュルーダーとビーズリーが各16得点、ヴァンダービルトが13得点、10リバウンド、後半にスターターを務めたウェニエン・ガブリエルが6得点に自己最多の14リバウンドを記録したが、借金完済のチャンスを生かせなかった

 八村はスタメン最少のプレータイムに終わり、3月2日から続いていた連続2桁得点も4でストップ。守備を引き締め、次戦からの巻き返しが期待される。

 ウエスタン・カンファレンス10位に後退したレイカーズは次戦17日(日本時間18日)、3試合ぶりのホームで7位タイ(35勝35敗)のダラス・マーベリックスと対戦する。

構成●ダンクシュート編集部
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