現地時間3月13日に行われたフェニックス・サンズとゴールデンステイト・ウォリアーズによる一戦は、両チームのシューティングガード(SG)が華麗なスコアリングショーを演じた。
サンズのデビン・ブッカーはフィールドゴール成功率60.0%(12/20)でチームトップの32得点を奪取。一方ウォリアーズのクレイ・トンプソンは、前半だけで3ポイントを8本も成功させて33得点と大暴れ。最終的にフィールドゴール成功率60.9%(14/23)、3ポイント成功率57.1%(8/14)でゲームハイの38得点を奪い、ウォリアーズを123-112の勝利に導いた。
試合後に「今シーズンでベストな状態にあると感じている」と語ったトンプソンは、オールスター後、平均25.8点、5.0リバウンド、2.4アシストにフィールドゴール成功率50.2%、3ポイント成功率46.2%(平均5.0本成功)と素晴らしいプレーを披露している。
そんな33歳のベテランはブッカーをはじめ、ジェームズ・ハーデン(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)やデマー・デローザン(シカゴ・ブルズ)といったリーグ有数の好敵手と対峙することが良い刺激になっているという。
「僕は最高な2番たち(SG)と対戦できる機会を大切にしている。ブック、ハーデン、デマー。自分のポジションのベストプレーヤーとマッチアップすることで、ベストを引き出してくれる。競争を好む者として、そういった機会を捜し求めているんだ」
トンプソンにとって、サンズのトップスコアラーを務めるブッカーは同じポジションのライバルの1人であり、彼と対峙することはモチベーションアップにもつながるのだろう。
なお、ウォリアーズは15日にロサンゼルス・クリッパーズに126-134で敗れ、今季ワーストのアウェー9連敗。
試合はステフィン・カリーがゲームハイの50得点に6アシスト、2スティール、ジョーダン・プールが19得点、5アシストをあげたものの、トンプソンはフィールドゴール成功率37.5%(6/16)の計15得点に終わった。
この日を終え、ウォリアーズはウエスタン・カンファレンス6位の36勝34敗(勝率51.4%)で7位のミネソタ・ティンバーウルブズ(35勝35敗/勝率50.0%)とはわずか1ゲーム差、プレーイン圏内の10位ロサンゼルス・レイカーズ(34勝36敗/勝率48.6%)とも2ゲーム差となっている。
今季敵地で7勝27敗と大きく負け越しているウォリアーズは、このクリッパーズ戦からアウェー5連戦がスタート。チームは17日にアトランタ・ホークス、翌18日にメンフィス・グリズリーズ、20日はヒューストン・ロケッツ、22日にはマブズとの対戦が組まれている。
苦手とする敵地での連敗ストップには主砲カリーの活躍はもちろん、トンプソンの爆発も重要なカギになりそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
【NBA JAPAN GAMES PHOTO】カリー&トンプソンがファンを魅了!大盛り上がりのサタデーナイト!!
サンズのデビン・ブッカーはフィールドゴール成功率60.0%(12/20)でチームトップの32得点を奪取。一方ウォリアーズのクレイ・トンプソンは、前半だけで3ポイントを8本も成功させて33得点と大暴れ。最終的にフィールドゴール成功率60.9%(14/23)、3ポイント成功率57.1%(8/14)でゲームハイの38得点を奪い、ウォリアーズを123-112の勝利に導いた。
試合後に「今シーズンでベストな状態にあると感じている」と語ったトンプソンは、オールスター後、平均25.8点、5.0リバウンド、2.4アシストにフィールドゴール成功率50.2%、3ポイント成功率46.2%(平均5.0本成功)と素晴らしいプレーを披露している。
そんな33歳のベテランはブッカーをはじめ、ジェームズ・ハーデン(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)やデマー・デローザン(シカゴ・ブルズ)といったリーグ有数の好敵手と対峙することが良い刺激になっているという。
「僕は最高な2番たち(SG)と対戦できる機会を大切にしている。ブック、ハーデン、デマー。自分のポジションのベストプレーヤーとマッチアップすることで、ベストを引き出してくれる。競争を好む者として、そういった機会を捜し求めているんだ」
トンプソンにとって、サンズのトップスコアラーを務めるブッカーは同じポジションのライバルの1人であり、彼と対峙することはモチベーションアップにもつながるのだろう。
なお、ウォリアーズは15日にロサンゼルス・クリッパーズに126-134で敗れ、今季ワーストのアウェー9連敗。
試合はステフィン・カリーがゲームハイの50得点に6アシスト、2スティール、ジョーダン・プールが19得点、5アシストをあげたものの、トンプソンはフィールドゴール成功率37.5%(6/16)の計15得点に終わった。
この日を終え、ウォリアーズはウエスタン・カンファレンス6位の36勝34敗(勝率51.4%)で7位のミネソタ・ティンバーウルブズ(35勝35敗/勝率50.0%)とはわずか1ゲーム差、プレーイン圏内の10位ロサンゼルス・レイカーズ(34勝36敗/勝率48.6%)とも2ゲーム差となっている。
今季敵地で7勝27敗と大きく負け越しているウォリアーズは、このクリッパーズ戦からアウェー5連戦がスタート。チームは17日にアトランタ・ホークス、翌18日にメンフィス・グリズリーズ、20日はヒューストン・ロケッツ、22日にはマブズとの対戦が組まれている。
苦手とする敵地での連敗ストップには主砲カリーの活躍はもちろん、トンプソンの爆発も重要なカギになりそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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