海の向こうで戦う他競技のアスリートも、侍ジャパンの世界一の挑戦に熱狂している。

　現地時間20日に行なわれたWBC準決勝（対メキシコ戦）に声援を送ったのは、NBAブルックリン・ネッツの渡邊雄太だ。

　この日、自身の試合がなかった渡邊は、侍ジャパンの試合中にインスタグラムのストーリーを更新。ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平のユニフォームを着用しながら、試合が中継されているテレビに釘付けになっている様子を公開した。

　さらに日本が反撃に出た試合終盤には「さいこー（炎の絵文字）」「最終回頼むーーーーーーー」「えぐーーーーーーーーー」とツイッターで立て続けに投稿。サヨナラ勝ちで劇的勝利を収めた一戦を最後まで見守ったようだ。
  　渡邊と言えば野球好きで知られ、2019年にはプロ野球で始球式を務めた経験も。さらに大谷とはともに1994年生まれの同学年（大谷は７月５日、渡邊は10月13日生まれ）で、「しょうへい」と呼ぶ仲。昨年12月のネッツによるインタビューでは、好きな野球選手に大谷の名を挙げていた。

　決勝当日は同時刻に自身の試合があるためライブ観戦は叶わないが、ともに日本代表を牽引する存在として、同じアメリカの地で躍動する同級生には間違いなく刺激を受けているはず。

　今年８～９月には日本を含むアジア３か国でバスケットボールＷ杯も開催される。侍ジャパンたちの雄姿を力に変え、切磋琢磨していきたい。

構成●ダンクシュート編集部