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【NBA】ネッツ渡邊雄太がシーズン最終戦で今季初スタメン!成績も確定し、3ポイント成功率はリーグ4位相当の高数値<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.04.10

シーズン最終戦で、渡邊が今季初スタメンを飾った。(C)Getty Images

 現地時間4月9日、ブルックリン・ネッツは本拠地バークレイズ・センターでフィラデルフィア・セブンティシクサーズと対戦。レギュラーシーズン最終戦となったこの試合、105-134で大敗を喫し、今季成績はイースタン・カンファレンス6位の45勝37敗(勝率54.9%)で確定となった。

 両軍ともこの試合の前の段階で順位が確定していたこともあり、主力の大半を温存。スターターはシクサーズがシェイク・ミルトン、ジェイデン・スプリンガー、ジェイレン・マクダニエルズ、ダヌエル・ハウスJr.、ポールリードの5人。対するネッツはパティ・ミルズ、ミカル・ブリッジズ(NBA入りからの連続試合出場を392に伸ばすため、開始4秒で交代)、キャム・トーマス、デイロン・シャープに加え、渡邊雄太が今季初めて先発として起用された。

 試合は両チームとも集中力が切れた雑なプレーが目立つなかで、シクサーズが最大29点差をつけて完勝。20得点をマークしたミルトン、マック・マクラング、ルイス・キングを含め、7選手が2桁得点を奪取した。一方、ネッツはトーマスが今季4度目の40点オーバーとなる46得点と爆発。しかし個人技ばかりでチームとして機能せず、空砲に終わった。
 
 渡邊は第1クォーター残り9分半に右ウイングから3ポイントを沈めたほか、第3クォーターにも長距離砲と味方のシュートミスを拾ってからのプットバック、さらにフリースローも1本成功。ただ、全体的にタッチは今ひとつで、ショット成功率は低調だった。

 一方、ディフェンス面では相変わらずのハッスルプレーを披露。精力的にリバウンドに絡み、また第2クォーターにはハウスJr.を、第3クォーターにはフルカン・コルクマズをブロックしてみせた。

 最終的なスタッツは、33分15秒のプレータイムで9得点(フィールドゴール3/8、3ポイント2/6、フリースロー1/2)、7リバウンド、1アシスト、2ブロック。出場時間に関しては、今季最多を記録した。
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渡邊の今季成績が確定