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NBA

「ディフェンス面で素晴らしかった」ダブルダブルの八村塁をデイビスが称賛!名手ウォージーは「プレーヤー・オブ・ザ・ゲーム」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.04.03

40得点のデイビス(左)は20得点、12リバウンド、3ブロックをあげた八村の守備での働きを称賛した。(C)Getty Images

40得点のデイビス(左)は20得点、12リバウンド、3ブロックをあげた八村の守備での働きを称賛した。(C)Getty Images

 現地時間4月2日、ロサンゼルス・レイカーズは敵地トヨタ・センターでヒューストン・ロケッツを134-109で一蹴。3連勝で今季成績を40勝38敗(勝率51.3%)とし、ウエスタン・カンファレンス7位に浮上した。

 レイカーズはアンソニー・デイビスが40得点、9リバウンド、2ブロック、レブロン・ジェームズが今季2度目、通算107回目となるトリプルダブル(18得点、10リバウンド、11アシスト)、オースティン・リーブスが18得点、8アシストをマーク。

 そして八村塁は24分57秒間の出場でフィールドゴール成功率71.4%(10/14)と高確率でショットを沈め、20得点にキャリア最多タイの12リバウンド、3ブロックと攻守両面で見事な活躍を披露。出場時の得失点差はレブロン(+23)に次ぐ+22と、レイカーズ移籍後ベストと言えるパフォーマンスで勝利に大きく貢献した。

 3月17日のダラス・マーベリックス戦(10得点)以来、7試合ぶりの2桁得点に加え、守備でも存在感を放った八村。ゲーム後、デイビスは八村の印象に残ったプレーについて「ディフェンス面」と答え、次のように続けた。
 
「もちろん、彼がオフェンス面で何ができるかは分かっている。ミッドレンジでバスケットに入り、シュートを放つのはもちろんだが、ディフェンスでは3つの大きなブロックを決めた。彼はリムで競り合い、ダンクを狙う選手に対し、ブロックしに行くんだ。今日の彼はディフェンス面で本当に素晴らしかった」

 さらにレイカーズのジャレッド・ヴァンダービルトはツイッターに“RUI HACHIMURA!! 1st team!”と綴り、チームOBのジェームズ・ウォージーも、地元放送局『Spectrum SportsNet』の番組内で「AD(デイビス)はまたも試合を支配した。40得点にディフェンスでも2つのブロックショットを決めた。しかし私のプレーヤー・オブ・ザ・ゲームはルイだ。20得点、3ブロックに大きなバスケットを何度も決めた」と25歳のフォワードを称えた。

 3月22日のフェニックス・サンズ戦で無得点、レブロンがケガから復帰した26日のシカゴ・ブルズ戦では出番なしに終わった八村だったが、過去2戦では守備で好プレーを見せ、この試合では移籍後初のダブルダブルとオールラウンドな働きで、自身の価値を証明した。

 プレーオフ進出に向けて一戦も負けられないゲームでステップアップを果たした八村。シーズン残り4試合で、背番号28はさらなるインパクトを放つことができるか。

構成●ダンクシュート編集部
 
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