現地時間4月18日(日本時間19日)、NBAはゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンに対して、1試合の無給の出場停止処分を科した。
グリーンは17日に行なわれたサクラメント・キングスとのプレーオフ ファーストラウンド第2戦の第4クォーター残り7分3秒、リバウンド争いの際にドマンタス・サボニスが右足を掴むような形で着地してきたことに激怒。サボニスの両腕を払いながら胸部を踏みつけ、サボニスは苦痛に顔を歪めながらコートに倒れ込んだ。
このプレーでレフェリーはサボニスにテクニカルファウル、グリーンに対してフレグラントファウル2で退場を宣告。サボニスはX線検査の結果、胸骨に異常はなく、深刻なケガこそ回避できたものの、グリーンの行動が危険な行為だったことは間違いない。
「俺の足が掴まれた。2日間で2度目だ。レフェリーは見ているだけだった。俺は掴まれた足をどこかに着地させないといけない。俺は融通の利く人間じゃない。俺は自分の足を引き離すために踏み出しただけだ」とグリーン。
サボニスがグリーンにした行為もケガの危険性があるものだったが、グリーンがその後に起こした行動は度を超えており、リーグは“スポーツマンシップに反する行為”も考慮したうえで、彼に処分を科した。
これによりグリーンは20日の第3戦は出場不可に。アウェーで2連敗スタートを切ったウォリアーズにとって、攻守でマルチな働きを見せる万能戦士の不在は大打撃となる。
ここまでのシリーズ2戦で、グリーンは平均6.0点、フィールドゴール成功率36.4%と際立った成績を残しているわけではない。だが6.5リバウンド、8.0アシスト、1.5スティールを残しているように、パサーやスクリーナー、プレーメーカー、さらにはディフェンダーとして、重要な存在となっている。
19日の会見で、ウォリアーズのボブ・マイヤーズGM(ゼネラルマネージャー)は「これまでにもあったこと」と切り出し、「決断が下されたら、上訴裁判所はない。おしまいだ。彼がプレーできない事実を変えることはできない。我々は水曜の夜に試合へ臨まなければならない」と気持ちを切り替えていた。
また、9シーズン指揮官としてグリーンのことを見てきたスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)はこのように語った。
「彼は究極の負けず嫌いなんだ。それに皆もご存じのとおり、彼の持つ感情が彼のベストを引き出すことになる。それも彼の一面なんだ。(出場停止処分は)止められない。彼に腕を回して『よし。前に進もう』というわけにはいかない。そうはならなかったんだ」
グリーンは17日に行なわれたサクラメント・キングスとのプレーオフ ファーストラウンド第2戦の第4クォーター残り7分3秒、リバウンド争いの際にドマンタス・サボニスが右足を掴むような形で着地してきたことに激怒。サボニスの両腕を払いながら胸部を踏みつけ、サボニスは苦痛に顔を歪めながらコートに倒れ込んだ。
このプレーでレフェリーはサボニスにテクニカルファウル、グリーンに対してフレグラントファウル2で退場を宣告。サボニスはX線検査の結果、胸骨に異常はなく、深刻なケガこそ回避できたものの、グリーンの行動が危険な行為だったことは間違いない。
「俺の足が掴まれた。2日間で2度目だ。レフェリーは見ているだけだった。俺は掴まれた足をどこかに着地させないといけない。俺は融通の利く人間じゃない。俺は自分の足を引き離すために踏み出しただけだ」とグリーン。
サボニスがグリーンにした行為もケガの危険性があるものだったが、グリーンがその後に起こした行動は度を超えており、リーグは“スポーツマンシップに反する行為”も考慮したうえで、彼に処分を科した。
これによりグリーンは20日の第3戦は出場不可に。アウェーで2連敗スタートを切ったウォリアーズにとって、攻守でマルチな働きを見せる万能戦士の不在は大打撃となる。
ここまでのシリーズ2戦で、グリーンは平均6.0点、フィールドゴール成功率36.4%と際立った成績を残しているわけではない。だが6.5リバウンド、8.0アシスト、1.5スティールを残しているように、パサーやスクリーナー、プレーメーカー、さらにはディフェンダーとして、重要な存在となっている。
19日の会見で、ウォリアーズのボブ・マイヤーズGM(ゼネラルマネージャー)は「これまでにもあったこと」と切り出し、「決断が下されたら、上訴裁判所はない。おしまいだ。彼がプレーできない事実を変えることはできない。我々は水曜の夜に試合へ臨まなければならない」と気持ちを切り替えていた。
また、9シーズン指揮官としてグリーンのことを見てきたスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)はこのように語った。
「彼は究極の負けず嫌いなんだ。それに皆もご存じのとおり、彼の持つ感情が彼のベストを引き出すことになる。それも彼の一面なんだ。(出場停止処分は)止められない。彼に腕を回して『よし。前に進もう』というわけにはいかない。そうはならなかったんだ」
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