この夏にフィリピン、日本(沖縄)、インドネシアの3か国で開催されるFIBAワールドカップのグループリーグの組分けが先日発表されたが、グループEで日本が対戦する世界ランキング3位のオーストリア代表に、ブルックリン・ネッツのベン・シモンズが参戦する可能性を、同国のブライアン・グールジアンHC(ヘッドコーチ)が示唆した。
2016年のドラフトでフィラデルフィア・セブンティシクサーズから全体1位指名を受け、1年の全休を経てNBAデビューした2017-18シーズンにルーキー・オブ・ザ・イヤーに選出されたシモンズは、過去最高のオーストラリア出身選手とも評される逸材だ。
シニア代表のメンバーとしても、17歳になったばかりの2013年、FIBAオセアニア選手権に参戦した経験がある。そんな彼がその後、これまでの数々のメジャーな国際トーナメントに出場していなかったことには、その時々の事情があった。
翌2014年のワールドカップではプレセレクションに入っていたが、本戦メンバーには残らず。2016年のリオ五輪はNBAドラフトのタイミングと重なったため、NBAに集中することを選んだ。
2019年に行なわれた前回のワールドカップは、初のオールスターに選ばれるなどシクサーズで好調なシーズンを送っていた時期で、この時もNBAの新シーズンに向けたコンディション維持のために代表参加を回避。
そして、現ヘッドコーチのグールジアンが指揮を執った2021年の東京五輪は、オーストラリア代表側はシモンズの参加を望んでいたが、NBAのプレーオフ・カンファレンス準決勝で敗れたシクサーズでのパフォーマンスが振るわなかったことで、心身ともに大会参戦に向かえる状態ではなかったことから、招集が見送られた。
しかし今回は 「(シモンズがワールドカップでプレーする)可能性は非常に高いと思う」と、グールジアンHCはオーストラリアのラジオ局『SEN』にコメントしている。
「彼のマインドセットは、健康を取り戻し、体調を整え、(ワールドカップで)プレーする準備をすることに向けられているように思う。東京でプレーしなかったのには残念な事情があった。(フィラデルフィアで)非常に厳しい状況にあり、彼は変化の過程にあった。
2016年のドラフトでフィラデルフィア・セブンティシクサーズから全体1位指名を受け、1年の全休を経てNBAデビューした2017-18シーズンにルーキー・オブ・ザ・イヤーに選出されたシモンズは、過去最高のオーストラリア出身選手とも評される逸材だ。
シニア代表のメンバーとしても、17歳になったばかりの2013年、FIBAオセアニア選手権に参戦した経験がある。そんな彼がその後、これまでの数々のメジャーな国際トーナメントに出場していなかったことには、その時々の事情があった。
翌2014年のワールドカップではプレセレクションに入っていたが、本戦メンバーには残らず。2016年のリオ五輪はNBAドラフトのタイミングと重なったため、NBAに集中することを選んだ。
2019年に行なわれた前回のワールドカップは、初のオールスターに選ばれるなどシクサーズで好調なシーズンを送っていた時期で、この時もNBAの新シーズンに向けたコンディション維持のために代表参加を回避。
そして、現ヘッドコーチのグールジアンが指揮を執った2021年の東京五輪は、オーストラリア代表側はシモンズの参加を望んでいたが、NBAのプレーオフ・カンファレンス準決勝で敗れたシクサーズでのパフォーマンスが振るわなかったことで、心身ともに大会参戦に向かえる状態ではなかったことから、招集が見送られた。
しかし今回は 「(シモンズがワールドカップでプレーする)可能性は非常に高いと思う」と、グールジアンHCはオーストラリアのラジオ局『SEN』にコメントしている。
「彼のマインドセットは、健康を取り戻し、体調を整え、(ワールドカップで)プレーする準備をすることに向けられているように思う。東京でプレーしなかったのには残念な事情があった。(フィラデルフィアで)非常に厳しい状況にあり、彼は変化の過程にあった。
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