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【NBA】崖っぷちのウォリアーズがホームで意地の勝利!八村塁は4得点、レイカーズは依然王手でLAでの第6戦に<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.05.11

カリーを中心に流れを渡さなかったウォリアーズがホームで快勝。レイカーズのホームで行なわれる第6戦に望みをつないだ。(C)Getty Images

 現地時間5月10日、カリフォルニア州サンフランシスコのチェイス・センターでウエスタン・カンファレンス準決勝第5戦が行なわれ、ゴールデンステイト・ウォリアーズがロサンゼルス・レイカーズに121-106で勝利。シリーズ2勝3敗とした。八村塁はベンチから20分51秒間のプレーで4得点(フィールドゴール2/3、3ポイント0/1)、2リバウンド、1アシスト、1スティールを記録した。

 王手をかけているレイカーズは過去4戦と同様、ディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブス、レブロン・ジェームズ、ジャレッド・ヴァンダービルト、アンソニー・デイビスの不動の先発。対するウォリアーズは前の試合に続いてステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ゲイリー・ペイトン二世、アンドリュー・ウィギンズ、ドレイモンド・グリーンのスモールラインナップで臨んだ。

 立ち上がりから、崖っぷちのウォリアーズが攻勢を仕掛ける。先制を許した直後からグリーン、ウィギンズの連続3ポイントを含め、17-4のランで開始4分半に12点をリード。対するレイカーズも第1クォーター残り5分35秒から八村をコートに送ると、最初の試投でジャンパーを沈めるなど、点差を縮めて32-28で同クォーターを終える。

 続く第2クォーターにはレイカーズが一時逆転に成功するも、再びウォリアーズが反撃。50-50で同点の残り6分から20-9のラン、最後はカリーのブザービーター3ポイントで点差を2桁に広げ、70-59で前半を終えた。
 
 後半もウォリアーズが5点を先制しペースを渡さない。第3クォーター終了時点で93-82、第4クォーター終盤はカリーが連続7得点、残り2分47秒にはウィギンズの3点プレーで14点差がついたところで両チーム主力を下げ、勝敗が決した。

 あとがない状況でホームを守ったウォリアーズは、カリーが27得点、8アシスト、ウィギンズが25得点、7リバウンド、グリーンが20得点、10リバウンド、ペイトン二世が13得点など、先発全員が2桁得点を奪取。8リバウンドのケボン・ルーニーや11得点のジョーダン・プールらベンチ陣も要所で貢献した。

 一方のレイカーズは、レブロンが25得点、9リバウンド、リーブスとラッセルが各15得点、デニス・シュルーダーが14得点をマーク。デイビスも23得点、9リバウンドの活躍を見せたが、終盤に脳震盪らしき症状でロッカーへ退き、次戦への不安も残した。

 八村は、前半に華麗なターンからのレイアップなどで4得点をあげるも、後半は見せ場なく無得点。第3戦以降、3試合連続で5点以下に終わっている。

 第6戦は12日(日本時間13日)、ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナで行なわれる。今プレーオフ、5戦無敗のホームでレイカーズがシリーズ突破を決めるのか、ウォリアーズが連勝で第7戦に望みをつなぐのか。引き続き注目の一戦になりそうだ。

構成●ダンクシュート編集部

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