現地時間5月11日、アリゾナ州フェニックスのフットプリント・センターでウエスタン・カンファレンス準決勝第6戦が行なわれ、デンバー・ナゲッツ(第1シード)がフェニックス・サンズ(第4シード)に125-100で勝利。4勝2敗でシリーズ突破を決め、2020年以来3年ぶりのカンファレンス決勝進出を果たした。
サンズにとっては前の試合で王手をかけられ、ホームに戻って迎えた大一番。しかし、試合は予想外のワンサイドゲームとなる。
立ち上がりこそ互角の展開となるも、27-26の第1クォーター残り2分50秒からナゲッツが猛攻。ケンテイビアス・コールドウェル・ポープの2連続3ポイントを皮切りに、一挙17連続得点を奪取、44-26で最初の12分を終えた。
ナゲッツは続く第2クォーターもラスト5分を21-6のランで締めくくり、前半終了時点で81-51と30点の大量リード。サンズのケビン・デュラントが8得点、デビン・ブッカーが11得点にとどまったのに対し、ナゲッツは前半だけでコールドウェル・ポープが21得点、ニコラ・ヨキッチが20得点、ジャマール・マレーが18得点と3人で59得点を叩き出し、この時点でほとんど試合の趨勢を決めた。
後半、サンズはデュラントやこの日好調のキャメロン・ペインを中心に反撃を試みるも、ヨキッチを軸に盤石のナゲッツを崩すには至らず。第4クォーター早々に主力を下げ、勝敗が決した。
チーム力で圧倒したナゲッツは、ヨキッチがゲームハイの32得点に10リバウンド、12アシストのトリプルダブル。マレーが26得点、コールドウェル・ポープが21得点、途中出場のブルース・ブラウンが13得点を記録。チーム全体でフィールドゴール成功率53.7%(44/82)をマークした。
一方のサンズは、3ポイント9本中7本を決めたペインが最多の31得点と奮闘。デュラントは23得点、ブッカーは後半わずか1点の12得点にとどまった。
今季は2月にブルックリン・ネッツを含む4チーム間トレードでデュラントを獲得する大改革を実行したものの、初年度での優勝は叶わず。プレーオフでは昨年のカンファレンス準決勝第7戦(90-123vsダラス・マーベリックス。この時も前半30点ビハインド)に続くホームでの大敗でシーズンエンド。今シリーズでは司令塔のクリス・ポールを第3戦以降ケガで欠き、第6戦ではセンターのディアンドレ・エイトンも欠場と、不完全燃焼のなか終焉となった。
勝ち上がったナゲッツは、カンファレンス決勝でロサンゼルス・レイカーズ(第7シード)とゴールデンステイト・ウォリアーズ(第6シード)の勝者と対戦。初戦は16日(日本時間17日)、ナゲッツのホームで行なわれる。
構成●ダンクシュート編集部
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後半、サンズはデュラントやこの日好調のキャメロン・ペインを中心に反撃を試みるも、ヨキッチを軸に盤石のナゲッツを崩すには至らず。第4クォーター早々に主力を下げ、勝敗が決した。
チーム力で圧倒したナゲッツは、ヨキッチがゲームハイの32得点に10リバウンド、12アシストのトリプルダブル。マレーが26得点、コールドウェル・ポープが21得点、途中出場のブルース・ブラウンが13得点を記録。チーム全体でフィールドゴール成功率53.7%(44/82)をマークした。
一方のサンズは、3ポイント9本中7本を決めたペインが最多の31得点と奮闘。デュラントは23得点、ブッカーは後半わずか1点の12得点にとどまった。
今季は2月にブルックリン・ネッツを含む4チーム間トレードでデュラントを獲得する大改革を実行したものの、初年度での優勝は叶わず。プレーオフでは昨年のカンファレンス準決勝第7戦(90-123vsダラス・マーベリックス。この時も前半30点ビハインド)に続くホームでの大敗でシーズンエンド。今シリーズでは司令塔のクリス・ポールを第3戦以降ケガで欠き、第6戦ではセンターのディアンドレ・エイトンも欠場と、不完全燃焼のなか終焉となった。
勝ち上がったナゲッツは、カンファレンス決勝でロサンゼルス・レイカーズ(第7シード)とゴールデンステイト・ウォリアーズ(第6シード)の勝者と対戦。初戦は16日(日本時間17日)、ナゲッツのホームで行なわれる。
構成●ダンクシュート編集部
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