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デュラントが八村塁、渡邊雄太の目の前で披露した“アンクルブレイク”が、今季の「ハンドル・オブ・ザ・イヤー」に選出<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.05.12

デュラントの“キレキレ”クロスオーバーに、ディフェンスは足がもつれ、コートに突っ伏す形に。(C)Getty Images

デュラントの“キレキレ”クロスオーバーに、ディフェンスは足がもつれ、コートに突っ伏す形に。(C)Getty Images

 現地時間5月11日、NBAがファン投票によって決定する2022-23レギュラーシーズンの「ベストダンク」、「ベストアシスト」など各部門のNo.1を発表した。

 これはNBAアプリやNBA.com、ソーシャルメディアなどを通じて、ファンによる今季レギュラーシーズンの“お気に入りの瞬間”を選ぶもので、「ダンク」「アシスト」「ブロック」「ハンドル」「フォト」「スタイル」の6部門で受賞者を選出。そのなかのボールハンドリングを意味する「ハンドル」部門で、ケビン・デュラントが選ばれている。

 該当のプレーが飛び出したのは、渡邊雄太と八村塁の“今季初の日本人対決”として注目を集めた11月4日のブルックリン・ネッツ対ワシントン・ウィザーズの一戦だ。

 当時まだネッツに在籍していたデュラントは第1クォーター残り30秒、ゴール正面でボールを受けると、まず右側にドライブし、すぐにレッグスルーで急停止。そこから再びクロスオーバーで右ドライブを仕掛けると、マッチアップしていたウィザーズのダニエル・ギャフォードは体勢を崩してたまらずコートに突っ伏し、デュラントは悠々とジャンプシュートを決めた。
 
 会場はウィザーズの本拠地ながら、しばらく観衆がザワついたこの一連のプレーを、同時出場中の八村と渡邊は間近で見ていた。当時ウィザーズの一員だった八村はデュラントの目の前で為す術なく静観。一方、味方側の渡邊はベンチのチームメイトとともに飛び跳ねて喜びながらデュラントにタッチを求めに行っていた。

 ちなみに、この試合はネッツが128-86でウィザーズに大勝。華麗なアンクルブレイクを決めたデュラントが28得点、9リバウンド、11アシスト、渡邊も14得点、8リバウンドをあげて勝利に貢献している。

 今回発表された、その他5部門の受賞者は以下の通りだ。

■ダンク・オブ・ザ・イヤー:アーロン・ゴードン(デンバー・ナゲッツ)

■アシスト・オブ・ザ・イヤー:ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)

■ブロック・オブ・ザ・イヤー:ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)

■フォト・オブ・ザ・イヤー:ラッセル・ウエストブルック(ロサンゼルス・クリッパーズ)

■スタイル・オブ・ザ・イヤー:レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)

構成●ダンクシュート編集部
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