欧州の強豪クラブが集うユーロリーグは、5月10日をもってプレーオフ全4カードが決着。3カードが最終第5戦までもつれ込む大接戦を経て、19日から行なわれるファイナル4に進出する4チームが出揃った。
レギュラーシーズンで1位の24勝10敗を記録した優勝候補筆頭のオリンピアコス(ギリシャ)も9日、2017年の王者フェネルバフチェ(トルコ)を本拠地に迎えて84-72で勝利。2年連続のファイナル4進出を決めたが、会場となったピレウスのピース&フレンドシップ・スタジアムには、NBAサクラメント・キングスのマイク・ブラウンHC(ヘッドコーチ)の姿があった。
史上初となる満票で今季の最優秀コーチ賞に選ばれたブラウンHCのギリシャ訪問の目的は、オリンピアコスのブルガリア人フォワード、サーシャ・ヴェゼンコフの視察だ。
現在27歳のヴェゼンコフは、今季のユーロリーグ平均得点ランキングで首位(17.2点)、リバウンドでも2位(6.8本)の数字を残し、チームを牽引。勝負どころでの3ポイントやディフェンス、ピック&ロールなど、シーズンを通した彼のオールマイティーな働きなしでは、オリンピアコスの首位通過はありえなかった。プレーオフ第5戦でも17得点、5リバウンドを記録し勝利に貢献している。
試合後、メディアの取材に対してブラウンHCは、「なかなか気に入った」とヴェゼンコフのプレーを称賛した。
「相手のディフェンスが彼のプレーを難しいものにしていたが、なかなか気に入ったよ。チームメイトのためにスペースを空けたり、カットインや3ポイントシュートも上手い。タフさがあり、身体を張ってリバウンドを奪いにいく。彼はどのレベルでもプレーできる。まずはシーズンを終えてから本人と話をしたいと思っている。彼のパフォーマンスには非常に期待している」
今回の視察には、キングスのCEOとヨーロッパ担当のスカウトも同行していたことを明かしたブラウンHC。ヴェゼンコフは2017年のNBAドラフトでブルックリン・ネッツから全体57位で指名を受けたものの、NBAではプレーせず、2021年1月の4チーム間トレードの際にクリーブランド・キャバリアーズに保有権が譲渡。さらに昨年6月にキングスが彼の権利を獲得した。
レギュラーシーズンで1位の24勝10敗を記録した優勝候補筆頭のオリンピアコス(ギリシャ)も9日、2017年の王者フェネルバフチェ(トルコ)を本拠地に迎えて84-72で勝利。2年連続のファイナル4進出を決めたが、会場となったピレウスのピース&フレンドシップ・スタジアムには、NBAサクラメント・キングスのマイク・ブラウンHC(ヘッドコーチ)の姿があった。
史上初となる満票で今季の最優秀コーチ賞に選ばれたブラウンHCのギリシャ訪問の目的は、オリンピアコスのブルガリア人フォワード、サーシャ・ヴェゼンコフの視察だ。
現在27歳のヴェゼンコフは、今季のユーロリーグ平均得点ランキングで首位(17.2点)、リバウンドでも2位(6.8本)の数字を残し、チームを牽引。勝負どころでの3ポイントやディフェンス、ピック&ロールなど、シーズンを通した彼のオールマイティーな働きなしでは、オリンピアコスの首位通過はありえなかった。プレーオフ第5戦でも17得点、5リバウンドを記録し勝利に貢献している。
試合後、メディアの取材に対してブラウンHCは、「なかなか気に入った」とヴェゼンコフのプレーを称賛した。
「相手のディフェンスが彼のプレーを難しいものにしていたが、なかなか気に入ったよ。チームメイトのためにスペースを空けたり、カットインや3ポイントシュートも上手い。タフさがあり、身体を張ってリバウンドを奪いにいく。彼はどのレベルでもプレーできる。まずはシーズンを終えてから本人と話をしたいと思っている。彼のパフォーマンスには非常に期待している」
今回の視察には、キングスのCEOとヨーロッパ担当のスカウトも同行していたことを明かしたブラウンHC。ヴェゼンコフは2017年のNBAドラフトでブルックリン・ネッツから全体57位で指名を受けたものの、NBAではプレーせず、2021年1月の4チーム間トレードの際にクリーブランド・キャバリアーズに保有権が譲渡。さらに昨年6月にキングスが彼の権利を獲得した。
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