フィラデルフィア・セブンティシクサーズは現地時間5月16日、3シーズン指揮を執ってきたドック・リバース・ヘッドコーチ(HC)の退任を発表した。
プレーオフのカンファレンス準決勝でボストン・セルティックスに敗れてシーズン終了となったなか、かつて指導を受けた元オールスター選手のラシード・ウォーレスがリバースHCの手腕に疑問を呈している。
2020-21シーズンからリバースHCを招聘したシクサーズは、昨季途中にリーグ屈指の攻撃的ガードであるジェームズ・ハーデンを獲得。大黒柱ジョエル・エンビードとの強力デュオで1983年以来となるNBAタイトルを目指した。
コンビ結成2年目の今季はエンビードがリーグトップの平均33.1点、10.2リバウンド、4.2アシスト、FG成功率54.8%で初のシーズンMVPを受賞。ハーデンが平均21.0点、リーグトップの10.7アシスト、タイリース・マキシーが平均20.3点と続き、レギュラーシーズンは54勝28敗でイースタン・カンファレンスの第3シードを獲得した。
プレーオフでは1回戦でブルックリン・ネッツに4連勝を飾り、カンファレンス準決勝へ駒を進めたが、昨季NBAファイナルに進出したセルティックスに先に王手をかけながら第6戦、7戦と連敗。シリーズ3勝4敗で無念のシーズン終了となった。
プレーオフ敗退から2日後、チームはリバースHCを解任。バスケットボール運営部門代表のダリル・モーリーは、「ドックはNBAの歴史で最も成功したコーチの1人で、非常に尊敬している。ここでの3シーズンで彼がしてきたすべてをありがたく思っているし、フランチャイズに重要な影響を与えてくれたことに感謝する。シーズンを振り返る機会を経て、優勝を競う目標をさらに推し進めていくために、一定の変更が必要と判断した」と説明していた。
2009-10シーズンにセルティックスでリバースHCに師事したウォーレスは自身のポッドキャスト『That's What Sheed Said』で、HC通算勝率59.0%(1097勝763敗)、1999-2000シーズンには最優秀コーチ賞を受賞し、08年にはセルティックスを優勝に導いた61歳のリバースに関して、「彼は必要な調整をしない」と厳しい見解を突き付けている。
プレーオフのカンファレンス準決勝でボストン・セルティックスに敗れてシーズン終了となったなか、かつて指導を受けた元オールスター選手のラシード・ウォーレスがリバースHCの手腕に疑問を呈している。
2020-21シーズンからリバースHCを招聘したシクサーズは、昨季途中にリーグ屈指の攻撃的ガードであるジェームズ・ハーデンを獲得。大黒柱ジョエル・エンビードとの強力デュオで1983年以来となるNBAタイトルを目指した。
コンビ結成2年目の今季はエンビードがリーグトップの平均33.1点、10.2リバウンド、4.2アシスト、FG成功率54.8%で初のシーズンMVPを受賞。ハーデンが平均21.0点、リーグトップの10.7アシスト、タイリース・マキシーが平均20.3点と続き、レギュラーシーズンは54勝28敗でイースタン・カンファレンスの第3シードを獲得した。
プレーオフでは1回戦でブルックリン・ネッツに4連勝を飾り、カンファレンス準決勝へ駒を進めたが、昨季NBAファイナルに進出したセルティックスに先に王手をかけながら第6戦、7戦と連敗。シリーズ3勝4敗で無念のシーズン終了となった。
プレーオフ敗退から2日後、チームはリバースHCを解任。バスケットボール運営部門代表のダリル・モーリーは、「ドックはNBAの歴史で最も成功したコーチの1人で、非常に尊敬している。ここでの3シーズンで彼がしてきたすべてをありがたく思っているし、フランチャイズに重要な影響を与えてくれたことに感謝する。シーズンを振り返る機会を経て、優勝を競う目標をさらに推し進めていくために、一定の変更が必要と判断した」と説明していた。
2009-10シーズンにセルティックスでリバースHCに師事したウォーレスは自身のポッドキャスト『That's What Sheed Said』で、HC通算勝率59.0%(1097勝763敗)、1999-2000シーズンには最優秀コーチ賞を受賞し、08年にはセルティックスを優勝に導いた61歳のリバースに関して、「彼は必要な調整をしない」と厳しい見解を突き付けている。
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