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NBA

「彼は必要な調整をしない」名手ウォーレスがリバースHCに“ダメ出し”「成功を収めたのはボストンだけ」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.05.21

「1シーズンの間、ロッカールームで見ていただけだが、俯瞰的に見て俺はすべてを把握している。大事な勝負所で調整しない、それが彼(リバースHC)の最大の欠点だ。15点、20点と大きくリードしている時はコーチングする必要はそこまでない。

 優秀なコーチが率いるチームと対戦し、窮地に立たされた時、オールスタークラスの選手だけでなく、オールスタークラスのコーチが必要になる。俺に言わせると、ボストンではディフェンスはトム・シボドー(現ニューヨーク・ニックスHC)とケビン・イーストマンが回していた。彼は事実上、オフェンス・コーディネーターの役割を少し担っていただけだ」

 リバースHCはこれまでオーランド・マジック、セルティックス、ロサンゼルス・クリッパーズ、シクサーズで指揮を執ったが、ファイナルに2度出場したセルティックス時代を除いては、カンファレンス決勝にさえ駒を進められていない。ウォーレスは、セルティックスではサポートスタッフに恵まれていたと指摘した。
 
「この問題を解消して成功を収めたのはボストンだけだった。彼の元には優れたオフェンス・コーディネーターと優れたディフェンス・コーディネーターがいた。だから、攻撃と守備、両方をやらなければいけない状況ではなかった。フロアでは、ロッカールームのマネージャー以上の存在でなければならないんだ」

 リバースが再びNBAのチームを率いることはあるのか、そしてウォーレスが指摘する“弱点”を克服することができるのか、注目が集まる。

構成●ダンクシュート編集部

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