現地時間5月22日、カリフォルニア州ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナでロサンゼルス・レイカーズとデンバー・ナゲッツのカンファレンス決勝第4戦が行なわれた。
ナゲッツは過去3戦と同じジャマール・マレー、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、マイケル・ポーターJr.、アーロン・ゴードン、ニコラ・ヨキッチが先発。一方、3連敗で後のないレイカーズはオースティン・リーブス、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスの3人に、ガードのディアンジェロ・ラッセルとフォワードのジャレッド・ヴァンダービルトに代わり、デニス・シュルーダーと八村塁がスタメンに入った。
レイカーズはデイビスのターンアラウンドジャンパーで先制すると、八村のドライブからのダンク、リーブスのリバースレイアップなどで主導権を握る。その後コールドウェル・ポープの連続3ポイントなどでナゲッツに同点に追いつかれたが、残り5分36秒からレブロンが17得点を奪う大活躍で、34-28と6点リードで第1クォーターを終了。
第1クォーターはフル出場で4本の3ポイントを含む、21得点をマークしたレブロンは、第2クォーターに入っても好調を維持。リバースレイアップやフィンガーロールで点を重ね、前半だけで31得点をマーク。さらにレイカーズは八村がこのクォーターで8得点、リーブスとシュルーダーが6得点と続き、73-58とさらにリードを広げて後半へ。
前半は完全にレイカーズペースで進んだが、第3クォーターに流れが一変。レブロンとリーブス以外の選手のシュートがまったく決まらず、このクォーターはフィールドゴール成功率29.2%(7/24)でわずか16得点。ディフェンスではヨキッチに13得点、10リバウンドを奪われ、89-94と逆転を許してしまう。
レイカーズは第4クォーター序盤に5連続得点で同点とするも、慌てないナゲッツはブルース・ブラウンのレイアップやマレーのフローターで再びリード。レイカーズはフリースローを確実に決めて必死に食らいつくが、同点で迎えた残り51.7秒にナゲッツはヨキッチがレイアップを決めて勝ち越し。
レイカーズは2点を追う残り4秒、最後のオフェンスをレブロンに託したが、同点を狙ったジャンパーをゴードンがブロックし終了のブザー。113-111でナゲッツが勝利し、スウィープ(4連勝)でチーム史上初のファイナル進出を決めた。
ナゲッツはヨキッチが30得点、14リバウンド、13アシストのトリプルダブル、マレーが25得点、5アシスト、ゴードンが22得点、6リバウンド、5アシスト、2ブロック、ポーターJr.が15得点、10リバウンド、コールドウェル・ポープが13得点と先発全員が2桁得点を記録。
レイカーズはレブロンが40得点、10リバウンド、9アシスト、デイビスが21得点、14リバウンド、3ブロック、リーブスが17得点、シュルーダーが13得点、5アシスト。今プレーオフ初先発の八村は、41分間の出場でフリースロー4本をすべて決めて10得点、7リバウンドをあげたものの、フィールドゴール成功率25.0%(3/12)、3ポイントは0/3と苦しんだ。
今季のレイカーズは開幕2勝10敗という最悪のスタートから1月に八村、2月にラッセルやヴァンダービルトをトレードで補強し、シーズン後半に一気に調子を上げて第7シードでプレーオフへ進出。
1回戦で第2シードのメンフィス・グリズリーズを4勝2敗、カンファレンス準決勝では昨季王者のゴールデンステイト・ウォリアーズを4勝2敗で下してカンファレンス決勝に勝ち上がったが、ヨキッチ&マレー擁する第1シードのナゲッツの壁は厚かった。
レイカーズは今夏に八村とリーブスが制限付きフリーエージェント(FA)、ラッセルやシュルーダー、ロニー・ウォーカー四世らが完全FAとなる。首脳陣は今季の結果を受け、来季に向けてどんなチームを作るのか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
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ナゲッツは過去3戦と同じジャマール・マレー、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、マイケル・ポーターJr.、アーロン・ゴードン、ニコラ・ヨキッチが先発。一方、3連敗で後のないレイカーズはオースティン・リーブス、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスの3人に、ガードのディアンジェロ・ラッセルとフォワードのジャレッド・ヴァンダービルトに代わり、デニス・シュルーダーと八村塁がスタメンに入った。
レイカーズはデイビスのターンアラウンドジャンパーで先制すると、八村のドライブからのダンク、リーブスのリバースレイアップなどで主導権を握る。その後コールドウェル・ポープの連続3ポイントなどでナゲッツに同点に追いつかれたが、残り5分36秒からレブロンが17得点を奪う大活躍で、34-28と6点リードで第1クォーターを終了。
第1クォーターはフル出場で4本の3ポイントを含む、21得点をマークしたレブロンは、第2クォーターに入っても好調を維持。リバースレイアップやフィンガーロールで点を重ね、前半だけで31得点をマーク。さらにレイカーズは八村がこのクォーターで8得点、リーブスとシュルーダーが6得点と続き、73-58とさらにリードを広げて後半へ。
前半は完全にレイカーズペースで進んだが、第3クォーターに流れが一変。レブロンとリーブス以外の選手のシュートがまったく決まらず、このクォーターはフィールドゴール成功率29.2%(7/24)でわずか16得点。ディフェンスではヨキッチに13得点、10リバウンドを奪われ、89-94と逆転を許してしまう。
レイカーズは第4クォーター序盤に5連続得点で同点とするも、慌てないナゲッツはブルース・ブラウンのレイアップやマレーのフローターで再びリード。レイカーズはフリースローを確実に決めて必死に食らいつくが、同点で迎えた残り51.7秒にナゲッツはヨキッチがレイアップを決めて勝ち越し。
レイカーズは2点を追う残り4秒、最後のオフェンスをレブロンに託したが、同点を狙ったジャンパーをゴードンがブロックし終了のブザー。113-111でナゲッツが勝利し、スウィープ(4連勝)でチーム史上初のファイナル進出を決めた。
ナゲッツはヨキッチが30得点、14リバウンド、13アシストのトリプルダブル、マレーが25得点、5アシスト、ゴードンが22得点、6リバウンド、5アシスト、2ブロック、ポーターJr.が15得点、10リバウンド、コールドウェル・ポープが13得点と先発全員が2桁得点を記録。
レイカーズはレブロンが40得点、10リバウンド、9アシスト、デイビスが21得点、14リバウンド、3ブロック、リーブスが17得点、シュルーダーが13得点、5アシスト。今プレーオフ初先発の八村は、41分間の出場でフリースロー4本をすべて決めて10得点、7リバウンドをあげたものの、フィールドゴール成功率25.0%(3/12)、3ポイントは0/3と苦しんだ。
今季のレイカーズは開幕2勝10敗という最悪のスタートから1月に八村、2月にラッセルやヴァンダービルトをトレードで補強し、シーズン後半に一気に調子を上げて第7シードでプレーオフへ進出。
1回戦で第2シードのメンフィス・グリズリーズを4勝2敗、カンファレンス準決勝では昨季王者のゴールデンステイト・ウォリアーズを4勝2敗で下してカンファレンス決勝に勝ち上がったが、ヨキッチ&マレー擁する第1シードのナゲッツの壁は厚かった。
レイカーズは今夏に八村とリーブスが制限付きフリーエージェント(FA)、ラッセルやシュルーダー、ロニー・ウォーカー四世らが完全FAとなる。首脳陣は今季の結果を受け、来季に向けてどんなチームを作るのか注目だ。
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